【坐骨神経痛に!】最適なマットレスの選び方!選んではいけない寝具・敷布団は?

この記事では、坐骨神経痛の方がマットレスを選ぶ際のポイントについて解説しています。

坐骨神経痛の痛みが生じる腰の部分に負担をかけないマットレスを選ぶにあたり、抑えておきたいポイントをお伝えしていきます。

お尻から足にかけて痛みが走る坐骨神経痛。原因として特に多いのが、腰に負担がかかったことによるもの。

治療を行うことはもちろんですが、日常生活の中で、腰への負担を軽減することも大切です。特に睡眠時は意識が無いぶん、マットレスは体に負担をかけないためにも意識したいですね。体に合わないマットレスを選んでしまうと、余計に腰に負担をかけてしまうことにも繋がります。

今回は坐骨神経痛の方がマットレスを選ぶ時に意識したいポイントを挙げていきます!

下の記事では腰痛対策のマットレスをランキング形式で紹介しています。あわせてご参考ください!

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MAKO(マコ)
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【前提】マットレスで坐骨神経痛は改善される?

まず押さえておきたいのは、マットレスを替えただけで坐骨神経痛が治るわけではないという点です。

坐骨神経痛は様々な原因によって引き起こされますから、治療方法もその原因によって様々です。

例えば、最も多いと言われる椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛であれば、ブロック注射や薬の内服、リハビリなどが行われ、改善が見られない場合や症状が激烈な場合などは手術が選択されることもあります。

一般によく行われるレントゲン検査では原因を見つけることは困難ですから、MRIやCTなどの精密検査に加え、経験豊富な脊椎専門の医師に掛かることが、適切な治療への第一歩となります。

引用元:教えて!先生!腰痛の専門医による安心アドバイス あいちせぼね病院

上記のように、坐骨神経痛は病名ではなく症状の名称で、その症状が起こる原因は人によって違い、対処法も様々。

まずは、坐骨神経痛が起きている原因を知ることが必要です。そのために医療機関で医師の診察を受けるようにしてください。

とはいえ、自分に合ったマットレスを使用して、姿勢を悪くしないことや腰に負担をかけないことは、坐骨神経痛を悪化させないためにも大事ですね。

坐骨神経痛の人が選ぶマットレスのポイントは?

坐骨神経痛の治療中は、日常生活で腰に負担をかけないことや姿勢を良くすることが大切。悪化させないだけでなく、治療後の再発防止のためにも、マットレスは腰にやさしいものを選びたいところです。

以下のポイントを踏まえて検討してみてください。

  • 寝姿勢を維持するだけの反発性があるマットレス
  • 体圧分散性に優れたマットレス
  • 寝返りを打ちやすいマットレス

順番に解説していきます!

寝姿勢を維持するだけの反発性があるマットレス

まず、眠っている時に身体が歪まないだけの硬さがあるマットレスを選ぶことが大切です。マットレスの硬さは、身体を支える反発力を表します。

理想の寝姿勢とは、起きている時にまっすぐ立っている姿勢そのままが良いと言われています。

マットレスが自分の体重に合わない硬さのマットレスだった場合、身体が沈み込んでしまいます。沈み込むという事は、姿勢が歪んだまま眠っているという事。ますます痛みが強くなって眠れなくなってしまったら大変です。

ですので、マットレスは自分の体重に合わせた硬さを選びましょう。

参考として、マットレスを選ぶ際に反発力をニュートン(N)で表記しているものですと判断がしやすいですね。マットレスの反発力は一般的に100~170Nほどの硬さがあります。

  • 体重が45kg未満の人→100N
  • 体重が46~80kgほどの人→140N
  • 体重が81kg~の人→170N

目安として、上記のように体重別に合った硬さが定められています。

この表記が全員に当てはまるわけではありませんので、実際に店舗で試せたりお試し期間で使えたりするブランドから選ぶと、より安心ですね。

マットレスが硬過ぎても、かえって腰に負担がかかります。自分に合った適度な硬さのマットレスは個人差がありますので、しっかり検討したいところですね。

体圧分散性に優れたマットレス

続いて、坐骨神経痛の人がマットレスを選ぶ時には「体圧分散」に優れたものが望ましいです。体圧とは、寝具から体の表面にかかる圧力のこと。

まっすぐ眠っていると思っていても、人が眠る時には体に均等に圧力がかかるわけではありません。体重のかかる部分、出っ張っている部分に重点的に圧力がかかります。

眠っている時には、背中から腰にかけて特に圧力がかかると言われています。

腰への負担をやわらげたいのに、腰に負担が集中するマットレスだと困っちゃうね…

ですので「体圧分散」に優れたマットレスを選ぶのが大切なんです。

体圧分散とは、そんな一部分にかかる圧力を分散させて、身体への部分的な負担をやわらげることです。

体圧分散に優れたマットレスは多くあります。これも店舗でお試し出来るものか、お試し期間を設けているブランドのものから探してみると良いでしょう。

寝返りを打ちやすいマットレス

長時間同じ姿勢でいることは、血流が悪くなり腰への負担も大きくなります。自然な寝返りを打ちやすいマットレスを選びたいところです。

寝返りを打ちやすいマットレスの条件は、反発力や寝姿勢の維持が出来ることに加えて、

・厚みのあるマットレス
・寝返りを打てるだけの
横幅があるマットレス

という点も大事です。

身体にフィットしていても、薄いマットレスでは寝返りを打った時に身体の出っ張った部分が床に当たってしまうことがあります。

また幅が狭いと、無意識とはいえ身体が寝返りを打ちづらく感じてしまい、結果的に身体に負担がかかってしまいますので、厚みと横幅も見た上でマットレスを選べるとベストですよ。

まとめますと、

・体重に合う反発力
・体圧分散性
・寝返りを打ちやすい厚みと幅


から自分に合うマットレスを探す事が、腰への負担を減らすために大切なポイントです。

また、いま使っているマットレスを利用したいという場合はトッパーを購入するという方法もあります。マットレスの補助や、硬さが合わなかったという時には下記の記事を参考にしてみてください。

補足:マットレスの耐久性について

坐骨神経痛が起きる原因の治療には時間がかかることもあるでしょう。

そんな中でお使いのマットレスがへたってしまうと、せっかく治療しているにも関わらず腰への負担が増大してしまう事もあります。

耐久性はマットレスの口コミなどを参考に、なるべく長い期間使えるものを選ぶと安心ですね。

マットレスがへたっちゃった場合は、下の記事で対処法を紹介してるよ。

マットレス以外での坐骨神経痛のセルフケア

腰に負担をかけないマットレスを選ぶことはもちろんですが、起きている時にも負担をかけないために意識するポイントを併せて引用してみました。

・正しい姿勢を保つよう心がける

・座った際には体重が左右のおしりへ均等にかかるようにする

・長時間、同じ姿勢をとらないよう留意する

・デスクワークでは、こまめに休憩してストレッチを行う

・重いものをできるだけ持たないようにする

・冷えないように注意する

・毎日、ぬるめのお湯にじっくり浸かって身体を芯まで温める

・歩く距離を延ばすなど、毎日、軽い運動を行う

・肥満を解消する

引用元:笹塚21内科ペインクリニック:坐骨神経痛・腰痛

上記はあくまでも一例です。ご自身で医療機関での診察を受けた上で、医師からのアドバイスと合わせて参考にするようにしてくださいね。

まとめ:坐骨神経痛のマットレスの選び方!寝具・敷布団は?

坐骨神経痛の人にとって、マットレスはあくまでも負担を軽減するためであり、マットレスだけで治るとは限りません。また、自分で判断して対処することは悪化する可能性もありますので、医療機関での診察を強くおすすめします。

医師からのアドバイスと照らし合わせて、以下の条件から自分に合うマットレスを選んでいくと良いでしょう。

  • 寝姿勢を維持するだけの反発性があるマットレス
  • 体圧分散性に優れたマットレス
  • 寝返りを打ちやすいマットレス

腰痛対策のマットレスはこちらの記事から参考にしてみてください!

この記事を書いた人
著者インテリアコーディネーター

MAKO

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  • 家具・寝具アドバイザー
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