【サイズ&形状別】ダイニングテーブルの選び方。失敗しない!サイズ感とは?

皆さんは普段どんなスタイルで食事をとっていますか?

我が家は子供が小さかったこともあって、ずっとリビングのソファ前に置いたテーブルに床座で食事をしていました。

けれども、そろそろしっかりとお座りが出来る年齢になったし、配膳の手間を考えるとキッチンの近くにダイニングテーブルがある方が絶対便利な気がする・・・。なんて考え始めたんです。

「お花を飾ったりして、素敵なダイニングルームにしたい!」

「友達を呼んで、みんなでホームパーティーなんかもいいよね!」

購入前は色々と考えるますよね。。

でも、いざインテリアショップへ出かけると、いろいろなタイプのテーブルがあって結局決められないんです。

頻繁に買い替えられるものでもないから、後悔したくないですよね!

では何をポイントにしたら、我が家にピッタリなダイニングテーブルを選ぶことが出来るのでしょうか。

今回は、ダイニングテーブルの購入前に知っておきたい選び方のポイントをコンパクトにまとめました!

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著者インテリアコーディネーター

MAKO(マコ)
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  • インテリアコーディネーター
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  • インテリアメーカー勤務10年

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ダイニングテーブルを選ぶ前に!知っておきたい用途やスペース感

ダイニング空間は、もはや食事をとるためだけじゃない?

先日姉の家に行ったら、小学生の甥っ子達がダイニングテーブルで宿題をしていました。
子供部屋に勉強机はあるんだけど、いつもここで宿題するのよ~。

と、姉。

その方が親の目が届くこともあって、特に低学年のうちはダイニングテーブルで勉強をさせているご家庭も多い様ですね。
また書斎として使う部屋が取れない場合は、持ち帰った仕事をするスペースにもなりますし、ダイニンぐテーブルがあれば、私も手紙を書いたり家計簿をつけたりしたい・・・。

それならやっぱりダイニングテーブルは広いに越したことはないのかも?

一人分のスペースはどれだけ必要?

そういえば一人暮らしの後輩はこんなことを言ってました。
この間買ったテーブル、お店ではすごくいい!と思って決めたんですけど、家に置いたらなんだかテーブルが大きくなっちゃって。

いやいや、テーブルが巨大化することはありません。

だけどこれってダイニングテーブルに限らず時々ありますよね。

思わず大きいものを買いすぎて、部屋が狭くなる問題。広いテーブルは使い勝手がよさそうですが、大きすぎて圧迫感があるのも困ります。

一般的な食事に必要なスペース

では最低限、どの位のサイズを選べばよいのでしょうか。

まず、ダイニングテーブルで食事をしたとして、一人当たりどの位の幅と奥行きが必要なのかを調べてみましょう。
1人分の食器を並べて、隣の人とぶつからないスペースを確保することを考えると最低幅60㎝、奥行き35㎝~40㎝程度必要ということになります。

これは一人分のスペースなので、例えば4人で使うテーブルの場合は120㎝×80㎝のスペースが必要ということになりますね。
こうして使いたい人数を考えると、購入するべきテーブルの最低限の寸法を知ることが出来ます。

失敗しない!ダイニングテーブルのサイズと選び方

まずはベストな配置を考えてみる!

ダイニングテーブルの主な目的「食事をとる」のに最低限必要な寸法がわかったら、次はどう配置するかも重要になってきます。

人がテーブルに向って椅子に腰かけた状態だと、テーブルの端から最低40cm~50㎝のスペースが必要になりますし、部屋全体のレイアウトを考えたとき、座った人の後ろを通る必要があるならば最低60㎝必要になってきます。

すなわち、人が腰かけた状態でその後ろを通りぬけるためにはテーブルの端から壁まで110㎝は必要ということになりますね。
また、椅子に腰かけた後ろが壁で人が通るスペースが必要ない場合でも、立ったり座ったりするためにはテーブルの端から壁までは80㎝見ておかなければなりません。

これらのことを踏まえてダイニングテーブルを配置した時、配膳などで人が通るスペース、立ったり座ったりに無理がないスペースが確保できるようなら「一人あたりに必要な最低寸法」のテーブルより、一回り大きいものを選んでも良いかもしれません。

テーブルで食事をするときって、それぞれの食器以外にも飲み物や調味料などを並べる事もありますし、食事以外の場面で使いたい場合もゆとりがあった方がやっぱり使いやすいですもんね。

また、キッチンから配膳する場合の動線、食器棚などの収納家具からの動線も考えておくことが重要です。

使いやすいダイニングテーブルの高さは?

つぎに、ダイニングテーブルとイスの関係について見ていきましょう。

一般的にダイニングテーブルの高さは670mm~720mm程度の事が多い様です。

そして椅子の高さは39~42cm程度が一般的です。

これは腰かけたときに、両足が軽く床につき、太ももが天板に当たらない寸法になっていますが、体型には個人差がありますのでできれば実際に腰かけて試してみるのが良いでしょう。

また、テーブルによっては天板に対して脚が内側寄りに配置されているものがあります。
そのようなタイプのテーブルの場合は特に、椅子を置いた時にテーブルの脚に椅子が当たらないかもチェックしておくと良いですね。

ダイニングテーブルの形によるメリット&デメリット(丸・長方形)

ところでお店に行くと良くわかるのですが、ダイニングテーブルって長方形だけじゃないんですよね。
円形、楕円、正方形もありますし、足の形も様々です。

それぞれにどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

正方形・長方形テーブル


ダイニングテーブル 木製 140cm幅 Lewis ルイス

・デザインが一般的で、多くの種類がある
・一片を壁につけて使っても違和感がないので省スペースで使用することが出来る

円形・楕円テーブル


ダイニングテーブル【Rour】

・使う人数が限定されない
・壁から離しておくレイアウトになる為、広いスペースが必要

円形テーブルをお探しなら

半円形などの変形型テーブル

・直線の部分壁につけて使いつつ、使う人数を限定しないのでレイアウトの自由度が高い
・来客時等必要な場合に壁から離して使うこともできる

こうして見ると本当にどれも一長一短はありますね。。

更に足のデザインも、円形で四足の場合だと座る位置が限定されてきますし、長方形で二本足タイプになると、ベンチ型の椅子にはしっくりくるけれども短辺側に座る場合は足が邪魔になる、なんていうことも考えられますよね。

まとめ:ダイニングテーブルの選び方。家族や用途で必要なサイズとは?

  • 食事をとるためだけでなく、家族の共有スペースとしての役割も
  • 可能であればゆとりを持ったサイズを選びたい
  • ダイニングテーブルの広さは一人最低 幅60×奥行40cm
  • 椅子に腰かけるためには、テーブルの端から壁まで60cm
  • 椅子に腰かけた状態で後ろを通るにはテーブルの端から110cm必要
  • ダイニングスペースのレイアウトには、キッチンからの動線、収納からの動線などを考えておくことが重要
  • テーブルのデザインを選ぶ場合、配置場所、使う人数、座る場所なども踏まえておくと良い

こうして見ると、ダイニングテーブルを選ぶためには、テーブルのデザインだけではなく、家具のサイズ、家族構成や配置場所、日頃の動線など様々なことを考えて選ぶ必要があるのが解りますね。

これじゃぁフラリとインテリアショップに立ち寄っただけではなかなか決められないわけです・・・。
できれば大体のダイニングルームの寸法や、他のお部屋との兼ね合いがわかるような間取り図をもって見に行った方がいいのかも。
是非自分に合った素敵なダイニングルームを手に入れましょう。

関連記事:>>狭いお部屋でも活躍!ソファダイニング・おすすめ10選。失敗しない選び方

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