【マットレスを直置きするデメリットは?】ベッドのカビ対策は?

この記事では、マットレスは直置きできるのか、直置きのメリット・デメリット、直置きする際の注意点をお伝えします!

子どもがベッドから落ちるのが心配!マットレスを直置きしたい!

直置きすると底つき感があって寝心地はどう?

マットレスの蒸れ、カビなどが気になる!

そんな悩みがあると思いますが、マットレスのお手入れのポイントや直置きできるマットレスのおすすめも紹介しています。

マットレスの直置きの際に参考にしていただければと思います。

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MAKO(マコ)
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暮らしを楽しくするインテリアや家具の選び方、おすすめ情報を発信しています。ママの視点も交えて、時短アイデアや便利グッズも紹介しています。
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マットレスは直置きできる?

マットレスは直置きすると、底ついて硬かったりカビなど通気性が気になりますよね。

寝ている時は汗をかきますし、マットレスは湿気が溜まりやすいものです。

マットレスを床に直置きしていて、いつの間にかカビが生えてしまっているということも珍しくありません。

マットレスの直置きはできますが、直置きする際には注意しなければならないことも多いです。

マットレスを直置きするメリット、デメリット

こちらでは、マットレスを直置きする際のメリット、デメリットを確認していきます。

メリット

マットレスを直置きする際のメリットは以下の通りです。

  • 部屋が広く見える、使える
  • 不要な時には片付けられる
  • 子供が落ちてもケガをしない
  • 寝具の費用を抑えられる
  • 引っ越しのときに手間がかからない

マットレスを直置きすると、ベッドフレームが不要でマットレスを使わない時は収納したり移動したりできるので部屋を広く使うことができます。

またベッドのように高さがないので、小さな子どもがベッドから転落する心配がなくなります。

デメリット

マットレスを直置きする際のデメリットは以下の通りです。

  • お手入れを細かくおこなう必要がある
  • マットレスと床の接地面に結露が発生することがある
  • ハウスダストを吸い込みやすい
  • 冬は寒さを感じることがある
  • マットレスの劣化が早い

マットレスを直置きする際には、マットレスの接地面の湿気やカビ対策が必要です。

定期的に立てかけたり干したりして湿気を飛ばすなどのお手入れをしましょう。

マットレスを直置きすると、内部に湿気がこもりやすくなるため、マットレスの劣化が早まることが考えられます

そうすると、マットレスの通気性の良さが重視されますが、冬場は床からの冷気を感じやすくなるため、寒さを感じることがあります

また、マットレスを直置きするとベッドに比べ床に近い位置で寝ることになり、ハウスダストを吸い込みやすくなります

寒がりの方は、敷きパットなどで寒さ対策をするといいですね。

そこで、直置きする際の注意点をみていきましょう。

マットレスを直置きする際の注意点。カビ対策は?

マットレスは高価な製品ですし、長く清潔に使いたいですよね。

マットレスを直置きして長く使用する際は、とにかく湿気を溜めないことと、清潔にすることが大切です。

使わない時や湿気が気になる時は立てかけるなどして、敷きっぱなしにしないようにしましょう。

マットレスのお手入れのポイントは、以下のとおりです。

​​使わない時は敷きっぱなしにしない
定期的に丸洗いし干す
カバーをこまめに洗濯する
寝室の掃除をする

メリットとデメリットを確認したところで、次はどのようにマットレスを選んだらよいか、ポイントを抑えておきましょう。

直置きできる!マットレスの選び方

ここでは、マットレスの選び方についてお伝えします。

直置きするマットレスを選ぶ際のポイントは、

通気性や手入れのしやすさに着目してマットレスを選びましょう。

直置きするマットレスの選び方のポイントは以下の通りです。

  • 通気性の良さ
  • 素材
  • 重さ(持ち上げられるかどうか)
  • 厚さ(底つき感がないかどうか)
通気性の良さ

どのマットレスも直置きする際は、カビ防止のために裏面の通気は必須です。

マットレスの素材によって通気性が異なります。素材を見てみましょう。

素材

直置きできるマットレスの素材で比較してみましょう。

ファイバー系
ウレタン
ラテックス
コイルスプリング系

通気性の高さでは圧倒的にポリエチレンファイバータイプのマットレスです。丸洗いできるタイプもあり、清潔に保つことができます。

直置きできるマットレスとしては、高反発〜低反発と寝心地が選べるウレタンフォームが主流です。ウレタンは密度にもよりますが、低反発になるにつれ通気性が良いとは言えません。

ラテックスフォームは耐久性がありますが、密度が高く通気性の少ないマットレスと言えます。

コイルスプリング系のマットレスは、中は空洞ですが、詰め物やポケットコイルのように不織布で覆われているものもあり、ファイバー系に比べると通気性は劣る傾向にあります。

しっかりとした安定感のある寝心地が魅力ですが、重さがあったり、詰め物によっては湿気をためやすくなってしまいます。

どの素材でも吸湿性の高いパッドなどとの併用をお勧めします。

重さ(持てるか、折りたためるかどうか)

マットレスを直置きする際には、定期的に陰干ししたり部屋の中で立てかけたりしてメンテナンスが必要です。

持ち上げたり、立てかけたりが無理のない範囲でできるようにマットレスの重さも考慮する必要があります。

直置きタイプのマットレスは三つ折りタイプや薄型で丸めるものがあります。

素材によって重さが異なります。ウレタンは軽く、自立できるので持ち運びが楽です。ラテックスは密度が高く体積に対して重く、柔らかくて自立できないので持ち運びや収納には難があるといえるでしょう。

三つ折りタイプだと自立させることができたり、コンパクトに収納できたりします。

マットレスの厚さ

睡眠時の身体を支えるためにはマットレスにある程度の厚みが必要です。

素材にもよりますが、体圧分散を考えた時に底つき感が感じないように7cm以上の厚みのあるものを選びましょう。

うまく体圧が分散できないと腰や肩に負担がかかり、身体の痛みや腰痛を引き起こしてしまいます。

直置きマットレスのお手入れポイント 

ここでは、マットレスのお手入れのポイントについてお伝えします。

すのこマットを敷く

マットレスと床の間にすのこマットを敷くと空間ができ、通気性がよくなります。結果、結露が生じにくくなり、カビの発生を抑えられます。

すのこマットはベッドに比べて安価で、コンパクトに収納できるため便利です。マットレス用のすのこマットを使用しましょう。

もっと手軽に除湿したいという方は、除湿シートを用いるのもおすすめです!

定期的に干して湿気を取り除く

マットレスの湿気を取り除くために使わないときは立てかけておくことをおすすめします。

外に干す場合は劣化を防ぐため陰干しをおすすめします。

マットレスを乾燥させるのと同時に、床もしっかりと乾かすこともできます。

また、3か月に一度を目安として、上下・表裏を入れ替えるとヘタリを防ぐのにも効果的です。

こまめな掃除機がけを

マットレスを直置きするとマットレスと床が近くなるので、こまめに掃除機をかけるなどハウスダスト対策が大切です。

部屋全体を掃除し、マットレスにも直接掃除機をかけ、しっかりホコリを吸い取ることを意識しましょう。

ファイバータイプなど、マットレスによってはマットレス本体を丸洗いできるものもあります。

また、シーツやベッドパッドも頻繁に洗濯して取り替えることをおすすめします。

とにかく敷きっぱなしにしない!だね!

直置きできる!おすすめのマットレス3選

ここからは、具体的におすすめの直置きマットレスを厳選して紹介します!

さきほどのポイントを踏まえ、ご自身に合ったマットレスを見つけてくださいね。

1.エムリリー 三つ折り

こちらは優反発シリーズで人気のエムリリーマットレスの三つ折りタイプです。

特有の優反発はどんな方にもフィットする寝心地でおすすめです。

厚さは8cmとしっかりと厚さもあるので寝心地が安定しており、三つ折りでコンパクトに収納でき、女性の方でも持ち運びが簡単です。

2.エムール リュクス 3つ折りマットレス

エムールリュクスの厚さは11センチで200Nのかためでしっかりとしたウレタンを採用しています。

高密度の為、適度な硬さでヘタりにくく、寝返りもスムーズサポートします。

マットレスがしっかりしているので床上においても底つき感なく使用できます。

三つ折り仕様で、コンパクトに仕舞え、お手入れも簡単ね!

3.ブレインスリープマットレス フロート

ブレインスリープマットレスフロートはファイバー系のマットレスです。

固めの寝心地がお好みの方におすすめです。

厚みは5cmと薄く感じますが、直置きの際に気になる床の接地面となるベース層は、硬く、下からも空気が抜ける設計になっているので、直置きしても安心です。

また、本体は丸洗いできるので清潔に保てる点も特徴です。

まとめ:マットレスを直置きするデメリットは?

ここで、マットレスを直置きする際のポイントをまとめておきましょう。

すのこマットなどを敷く
定期的に干して湿気を取り除く
こまめな掃除機がけをする

自分に合ったマットレスで好みの寝心地で快適な睡眠を得たい方はぜひ紹介したポイントをふまえて選んでみてはいかがでしょうか?

床に直置きする場合は、とくに、こまめにメンテナンスを心がけて長く使えるといいですね。

他の製品をチェックされたい場合は、こちらの記事でチェックください。

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著者インテリアコーディネーター

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