この記事では、ローベッドを購入して後悔しないために、掃除しやすいローベッドを選ぶポイントについてお伝えしていきます。ルンバが通れるベッドや、ニトリの床板が折りたためるベッドなどもご紹介します。
掃除がしやすく、あなたの生活やお部屋の雰囲気にあったローベッドを選びましょう。
ローベッドなら狭いワンルームにも置けるかな。
ベッド下のホコリが嫌だから、掃除しやすいベッドがいいな。
ベッド下をルンバが通れるなら、掃除が楽なんだけどね。
ベッド下の掃除に困っていませんか?
狭いお部屋においても、圧迫感が少ないローベッドがおすすめです。
ルンバが通れるローベッドならお掃除がラクチンです。
この記事では、後悔しないローベッドを選ぶための基礎知識やポイントについてお伝えします。ルンバが通れるローベッドやニトリの床板が折りたためるベッドなど、掃除しやすいローベッドもご紹介します。
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掃除しやすいローベッドを選ぶ為の基礎知識
ベッドは家具の中でも大型で、購入費用も高くなりがちです。ローベッドを購入しようと考えている人に、是非知っておいてほしいローベッドのメリットとデメリットについてお伝えしていきます。
ローベッドとは
ベッドは、床面からマットレスの天面までの高さによって区分されます。ローベッドと呼ばれるベッドは、20~30cmの高さで作られています。一般的な高さは40~50cmが標準と言えるので、ローベッドはかなり低いと感じるかもしれません。
ローベッドのメリット
ローベッドのメリットを3つご紹介します。
- ベッドから天井までの空間が広いので、圧迫感を感じづらい
- 安価でデザインが豊富なので、気に入ったベッドを見つけやすい
- マットレスと床との距離が近いので、床に落ちる危険性を軽くできる
ローベッドから天井まで十分な高さがあるので、開放的な印象を受けます。手狭な寝室にローベッドを置くと、普通のベッドを置くより寝室を広く開放的に感じられるでしょう。
また、ローベッドはフレームの構造が複雑ではありませんので、良心的な価格のベッドも多くあります。構造が簡単な分、組み立てもスムーズとなるでしょう。
さらに、ローベッドはマットレスから床までの高さが低いため、通常のベッドに比べると落下しても衝撃が軽くすむでしょう。小さな子供が使うにも安心ですね。
圧迫感を感じづらいので、ワンルームにもおすすめです。
ローベッドのデメリット
ローベッドを購入して後悔しないためにも、ローベッドのデメリットについて知っておきましょう。ローベッドのデメリットは次の3点です。
- ベッド下に収納場所がない
- ベッドから立ち上がる時に、ひざや腰に負担がかかる
- 床との距離が近いため、ホコリを感じやすい
ローベッドはシンプルな構造のため、ベッド下の収納スペースがない場合が多いです。寝室に収納スペースが少なく、ベッド下にも荷物を入れたいと考えている人には不向きでしょう。
また、ベッドから立ち上がるときに、マットレスと床の距離が近いため、ひざや腰に力を込める必要があります。ひざや腰に不安がある人や高齢の方には負担が大きくなる可能性があります。
さらに、部屋を移動するときに舞い上がってしまうホコリを感じやすいのは、床からの距離が近いローベッドならではといえるでしょう。
床と近いと、やっぱりホコリが気になるね。
掃除しやすいローベッドを選ぶときのポイント
ローベッドのデメリットのひとつとして、ホコリを感じやすいとお伝えしました。では、そのデメリットの解消方法といえるのが、こまめな掃除と言えます。
特にベッド下はホコリが溜まりやすく、さらに掃除しづらい場所と言えます。掃除しやすいローベッドを選ぶなら、次の3点をチェックしましょう。
- 脚がついているステージタイプのローベッドを選ぶ
- ルンバなどのロボット掃除機を使うなら、床からの高さは12cm以上を選ぶ
- スノコタイプなど通気性のよいベッドを選ぶ
掃除しやすいローベッドを選ぶ3つのポイントについて、ここから詳しく説明していきます。
掃除がしやすいタイプを選ぶ
ベッドの掃除で気になることは、ベッド下のホコリではないでしょうか。
ローベッドの場合、ベッドのフレーム構造によってフロアタイプ、フラットタイプ、ステージタイプの3つに分けられます。3種類のローベッドのなかで、ベッド下を掃除しやすいのは、ステージタイプです。
3種類のローベッドと、その特徴についてお伝えしていきます。
フロアタイプ
マットレスを囲むようにフレームを設置するタイプのローベッドです。すのこなどで作られた床板を置き、その上にマットレスを乗せます。マットレスとフレームが独立していて構造がシンプルですので、価格が手ごろと言えるでしょう。非常に床に近いローベッドのタイプです。
フレームで囲まれており、またマットレスと床との隙間が少ないので通気性がよくないと言えます。
フラットタイプ
脚がなく、床板とベッドフレームが繋がって一緒になっているタイプのローベッドです。ローベッドのなかでは高さがあるフラットタイプは、床を舞うホコリが気になりづらいでしょう。
一方で、マットレスを通してフレームが揺れてしまうため、きしむ音が気になる人もいるようです。さらに、ベッド下のスペースがないため掃除ができません。
ステージタイプ
脚がついており、マットレスを大きなベッドフレームに乗せるタイプのローベッドです。脚がついているステージタイプは高さがあるため、ホコリが気になりづらいでしょう。
床板が脚の高さだけ浮いているため、床の掃除がしやすいと言えます。
一方、マットレスよりベッドフレームが大きいものが多いため、ベッドの設置スペースが広く必要となります。
ステージタイプなら、床を舞うホコリが気になりづらいです。
ベッド下を掃除しやすいのも嬉しいですね。
床からの高さで選ぶ
ルンバなどのお掃除ロボットを愛用している家庭も多いでしょう。ルンバを使って掃除できる家具のことを、ルンバとエイブル(できる)を組み合わせてルンバブルという造語ができるほどです。
ルンバなどのロボット掃除機を使うなら、床とベッドの間にスペースが必要です。ローベッドの場合、ステージタイプを選べば、スペースができます。
なお、ルンバ本体の高さは約9.2cmとされているので、10cm以上のスペースがあるローベッドを選ぶといいでしょう。なお、カーペットの厚みでルンバが通れなくなる可能性がありますので、少し余裕を持っておくと安心です。
ロボット掃除機は、9~12cmが主流です。床からの高さが12cm以上あれば、だいたいのロボット掃除機に対応できるでしょう。
12cm以上の高さなら、ほとんどのロボット掃除機に対応できるよ。
通気性のよいデザインを選ぶ
ローベッドは床と床板が近いので湿気がこもりやすいです。すのこタイプのローベッドなら、通気性がよく、湿気がこもりにくいでしょう。また、カビが発生しづらい素材のローベッドを選ぶのもいいでしょう。桐やヒノキは、湿気に強く、湿度を調節する機能を持つのでおすすめです。
ルンバ対応・掃除しやすいローベッド5選(ニトリ他)
ここからは上記のポイントを踏まえて厳選した、掃除しやすいローベッドを5つおすすめしていきます。ニトリやLOWYAなど、家具を幅広く扱うお店のベッドをご紹介します。どのローベッドもおしゃれでお部屋になじみやすいですよ。
ニトリ すのこベッドフレーム床板4つ折り
ニトリのローベッドは、継脚を組み合わせることで3段階で高さを変えられます。
ベッド下の高さは、脚なしの場合で0cm、脚をつけると11.5cm、23cmとなります。脚をつけておくことでほとんどのロボット掃除機が通れる高さとなります。
湿気がこもりやすい床板を4つ折りにできるので、通気性がバツグンです。
風通しがしっかりできると、カビを予防できるね。
ステイシー ステージベッド
ステイシーのステージベッドは、フラットタイプに近いですが横側のベッド下が開いている構造です。10cmの高さがあるため、ルンバが通れる高さといえます。
すのこに近いベッドフレームですので、通気性が優れています。床板に使用している天然桐の木材には、湿気に強く、抗菌、防虫効果があるといわれています。
使用している天然桐は防虫や抗菌の効果があると言われているよ。
LOWYA(ロウヤ)木製ベッド
細身の脚がスタイリッシュなロウヤの木製ベッドです。スチール製の脚が木目調のベッドフレームと組み合わさり、おしゃれな部屋に馴染みますね。
ベッド下の高さは11.5cmのため、ルンバをはじめ多くのロボット掃除機が通れる高さとなっています。また、価格は15,000円~20,000円ほどなので、購入しやすい価格帯といえますね。
脚がスチール製だと、デザインが引き締まるね。
パイン材すのこベッド アエラス
アエラスは、脚を付け替えることで19.5cmの高さを選ぶことができます。ルンバなどのロボット掃除機が楽々通れますね。
スマホや眼鏡が置けるヘッドボードや2口コンセントなど、あると便利な機能が備わっています。4色展開で好みにあわせて選べるのも嬉しいですね。ベッドフレームだけだと16,000円ほどですので、購入しやすい価格帯と言えるでしょう。
シックなデザインがおしゃれ!コンセントやヘッドボードも実用的だね。
カレヴァ ローベッド
北欧デザインのおしゃれさを感じながらも、パイン材を使用した優しいローベッドです。松を材料にしたパイン材は、通気性がよく、優しい木目が特徴です。すのこデザインとすることで、木材の優しさをより感じられるベッドです。
脚の長さは20cmですが、オプションとして15cmと8cmの脚を選ぶことができます。
北欧デザインでおしゃれ!ルンバがしっかり通れる高さだね。
まとめ:掃除しやすいローベッド5選。ルンバ対応・ベッド下に入る高さ
この記事では、掃除しやすいローベッドについてお伝えしました。
- ローベッドは部屋に置いても圧迫感が少ないが、床に近いためホコリを感じやすい。
- 掃除しやすいローベッドを選ぶなら、脚つきのステージタイプがおすすめ。
- 床からの高さが10cm以上だとルンバが通れる。
ベッド下にはホコリが溜まりがちですが、ステージタイプのローベッドならベッド下も掃除できます。特に床から10cm以上あればルンバが通れる高さです。12cm以上の高さがあれば、ほとんどのロボット掃除機が掃除できます。
ニトリやロウヤなど、家具を取り扱うお店では、ルンバが通れる、ルンバブルのローベッドを取り扱っています。ぜひあなたのお部屋にぴったりの、おしゃれなベッドを見つけてくださいね。
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