この記事では、腰痛マットレス選びで気になるポケットコイルについて解説します。おすすめする理由や選ぶ際のポイントに加え、デメリットもお伝えします。おすすめのポケットコイルマットレスも紹介するので、気になる方はぜひご覧ください。
腰痛マットレスにはポケットコイルが良いと聞いたことがあるけど、実際はどうなんだろう?
ポケットコイルマットレスは腰痛対策に効果的ですが、選ぶ際のポイントがあります。
今回は腰痛対策にポケットコイルマットレスをおすすめする理由や選び方のポイントをお伝えします。
また、デメリットについてもお伝えするので、腰痛対策マットレス選びでお悩みの方はぜひ参考にしてください。
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腰痛向けマットレスにポケットコイルをおすすめする理由は?
腰痛マットレスにポケットコイルをおすすめするのは理由があります。
ここからは、腰痛向けにポケットコイルマットレスをおすすめする理由について解説していきます。
体圧分散性に優れている
ポケットコイルマットレスは、一つ一つ独立したコイルが体の各部位を点で支える構造になっており、体圧分散性に優れているのが特徴です。
体の一部に圧力がかかることを防げるため、腰への負担が軽減するだけでなく、理想的な寝姿勢をキープしたままの睡眠が可能です。
体に柔らかくフィットし腰への負担を軽減
ポケットコイルマットレスは、独立したコイルが体のラインに沿ってフィットしやすい点も特徴です。
マットレスと体の間に隙間ができにくいため、腰が浮いてしまう心配もありません。
また、適度な反発力と振動が伝わりにくい独立したコイルがスムーズな寝返りをサポートしてくれます。
耐久性が高い
へたったマットレスを使用し続けると腰を痛める原因になるため、腰痛対策には耐久性が高いマットレスがおすすめです。
ポケットコイルマットレスはウレタンやファイバー素材のマットレスに比べると耐久性に優れています。
ウレタンやファイバー素材のマットレスの平均寿命が3~5年であるのに対し、ポケットコイルマットレスの寿命は平均8~10年です。
ひとつのマットレスを長く使い続けたい人にもおすすめだね!
腰痛マットレスにポケットコイルを選ぶデメリット
腰痛マットレスにポケットコイルをおすすめする理由をお伝えしましたが、ポケットコイルマットレスには以下のデメリットもあります。
- 価格が高い
- 通気性に劣る
ポケットコイルマットレスは独立したコイルが一つずつ不織布に包まれた構造になっているため、ほかのマットレスに比べると通気性は劣ります。
また、複雑な構造で製造に手間がかかることから、価格帯が高い点もデメリットです。
腰痛向けマットレスにポケットコイルを選ぶ際のポイント
腰痛対策にはポケットコイルマットレスがおすすめですが、間違ったマットレス選びは腰痛を悪化させる原因となるため注意が必要です。
ここからは、腰痛マットレスにポケットコイルを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。
コイルの数
ポケットコイルマットレスは使われているコイルの数が多いほど体を支える部分が多くなるため、体圧分散性に優れています。
また、コイルの数が多いほど弾力性も高くなり、腰への負担も軽減できます。
ただ、コイルの数が多いほど価格は高くなってしまいます。
コイルの配列
ポケットコイルマットレスに使用されているコイルの配列には並行配列と交互配列の2種類があり、配列の違いによって寝心地も変わってきます。
並行配列と交互配列の特徴は以下の通りです。
並行配列 | 交互配列 | |
硬さ | 柔らかめ | 硬め |
密度 | 低め | 高め |
コイル数 | 少なめ | 多め |
弾力性 | 高め | 低め |
寝心地 | しなやか | しっかり |
並行配列はコイルとコイルの間の密度が低いため弾力性が高く、しなやかな寝心地が特徴です。
柔らかめの感触だから、体重が重めの人や大柄な人は腰が沈み込みすぎてしまう可能性があるよ。
一方、交互配列はコイルが隙間なく高密度で配列されているので、しっかりとした硬めの感触で体を支えてくれます。
弾力性の低さによって体が沈み込みすぎず、腰回りをしっかりと支えてくれるため、腰痛対策に向いています。
体重が軽めの人は並行配列、重めの人は交互配列のポケットコイルマットレスがおすすめです。
コイルの太さ
ポケットコイルマットレスのコイルには銅線が使用されており、コイルの太さによっても寝心地が変わってきます。
コイルが細いほど柔らかく、太いほど硬い寝心地になりますが、太さが同じ場合はコイルの巻き数が少ないと硬く、多いと柔らかい寝心地になります。
基本的に、太さ1.8㎜以下だと柔らかめ、2㎜以上になると硬めの感触です。
体重が軽めの人は1.8㎜以下、重めの人は2㎜以上の太さがおすすめだよ。
腰痛におすすめのポケットコイルマットレス5選
ここからは、腰痛におすすめのポケットコイルマットレス5つ紹介します。
NELL(ネル)マットレス
NELL(ネル)マットレスには一般的なポケットコイルマットレスの約2倍以上のコイルが使用されています。
体圧分散性に優れており、スムーズな寝返りをサポートしてくれるのが特徴です。
また、腰から背中部分は硬め、それ以外は柔らかめの感触になっているため、腰部分をしっかり支えて沈み込みを防ぎます。
雲のやすらぎ極マットレス
雲のやすらぎ極マットレスは13層構造で約27㎝の厚みがあるのが特徴です。
片側3枚のウレタン構造が体圧を吸収して均等に圧を逃がしつつ、真ん中の高反発コイル部分が体を上方へ押し上げます。
優れた体圧分散性とスプリングの反発が腰への負担を軽減してくれるため、腰痛対策に効果的です。
源ベッド 夜香ハイグレード2
源ベッドが販売している夜香ハイグレード2は、ソフト・レギュラー・ハードの3種類から好みの硬さを選べるのが特徴です。
体重が軽めの方は柔らかめのソフト、標準体重で心地よい硬さと程よいサポート力を求める方はレギュラーがおすすめ。
また、ハードタイプは硬めのウレタンとハードコイルが全身をしっかりと支えてくれるため、体重が重めの方や硬めの寝心地が好きな方におすすめです。
モダンデコ 超極厚ポケットコイルマットレス
モダンデコの超極厚ポケットコイルマットレスには、厚さ4㎝と3㎝の極厚ウレタンと高密度のポケットコイルが使用されています。
7㎝あるウレタンによって底つき感なく、ふんわりとした寝心地を体感できます。
また、交互配列の高密度ポケットコイルが耐圧をより細かく分散してくれるため、腰への負担がかかりにくいです。
ニトリ エヌスリーププレミアム
エヌスリーププレミアムは、ニトリが販売しているポケットコイルマットレスシリーズのひとつです。
体の形に合わせてフィットする上段と、体圧をしっかり支える下段に分かれた2層のポケットコイルによって、心地よい寝心地を体感できます。
まとめ:腰痛マットレスにポケットコイルが良い?デメリットとおすすしない選び方
今回は腰痛マットレスにポケットコイルをおすすめする理由だけでなく、デメリットについても紹介しました。
ポケットコイルマットレスを選ぶ際は、コイルの数、コイルの配列、コイルの太さに注目しましょう。
しかし、ポケットコイルマットレスはその複雑な構造上、価格が高いのがデメリットだといえます。
ぜひ本記事を参考にして、腰痛対策にポケットコイルマットレスの購入も検討してみてください。
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