この記事では、おねショ布団の対策5選とお漏らしてしまった敷き布団・寝具のお手入れ方法を紹介します。
子供が粗相(そそう)をしてしまうけど、敷布団やマットレスは洗濯機で簡単に洗えない。
そこで臭いもシミも残らないようにきれいする方法、またお手入れを楽にするアイテムを紹介します。
おねしょした布団って干すだけで大丈夫なの?
乾いても臭いは残りそうだよね。
でも敷布団は洗えないし。
コインランドリーならできるかな?
でも持って行くの大変だよね。
臭いもシミも残ったらいやだな。
大物の布団にお漏らしされるとお母さんやお父さんも困ってしまいますよね。
あまり悩まなくて大丈夫!すぐに対処できるように、おねしょ布団のお手入れ方法を紹介するよ。
子育て中は他にもやることは山盛り!
時短のためにおねショ対策アイテムも紹介します。
手にしやすい価格帯の
洗えるタイプの敷き布団を選ぶのもおすすめです!
お漏らし・おねショした敷布団で知っておきたい知識
おねショ布団のお手入れ方法の前に、念のため伝えてしておきたいことがあります。
それは、お漏らしした子供を怒ってしまうと逆に長引いてしまうことです。
実際私は一人目の子供の時は、かなり卒業するのに時間がかかってしまいました。
布団を濡らされると片付けが大変すぎて、いつもぷりぷり怒っていたからです。
最後の方で気づいたものの、今度はおねしょ期間を長期化させてしまった自分を責めてしまい、
夜中にがっくりうなだれてしまったものです。
でも二人目は、楽な気持ちで対処できています。
本人は眠っているのだから怒っても仕方がないと受け入れ、
処理の仕方も分かっているだけで楽になったからです。
子供も親も時間が無駄になるので、怒るのは控えられるといいですね。
お漏らし後・おねショ敷布団の洗い方と手入れ
おねショの被害に合うのは、敷布団やマットレスだけでなく、掛け布団にまで及ぶことも多いですよね。
洗い方も布団のタイプによって変わってきます。
洗える掛け布団の場合、洗えない敷布団・マットレスの場合、家で敷布団を丸洗いしたい場合の順で
お伝えします。
洗える掛け布団の場合
洗える掛け布団の場合は、お風呂や洗面所などで最初に部分洗いをしてから洗濯します。
洗濯機で洗える毛布やシーツなどもこの方法でOKですね。
方法は以下の3ステップです。
- おしっこ部分に水やお湯をかけてやさしくしぼる
- 1を2、3回繰り返す。
- 洗濯機に入れて洗う。
部分洗いをしないと臭いの原因になってしまいます。
洗濯機だけではおしっこが抜けきれないことが多いです。
2度洗うことになってしまうので、最初から部分洗いをしたほうが楽です。
洗えない敷布団・マットレスの場合
洗えない布団の場合は、下記の3ステップで部分洗いをします。
1.おしっこをタオルに吸収させる
2.臭いをとる
3.乾かす
詳しく見ていきます。
1.おしっこをタオルに吸収させる
まずおしっこを布団からなるべく取り除きます。
やり方は、タオルをおしっこの上に置いて、
ぐっと上から体重をかけたりしておしっこをタオルに吸収させるだけです。
お漏らし用のタオル、バスタオルを用意しておくといいですね。
タオルの代用:余っているオムツ、トイレットペーパーなど
2.臭いをとる
粉末のクエン酸を水で薄めた「クエン酸水」をおねしょ部分にスプレーします。
クエン酸はトイレの黄ばみや、アンモニア臭に効くとされています。
やり方は、おねしょ部分にスプレーする→タオルで水分をとるを2、3回くりかえします。
シミを防ぐために、おしっこから一回り広くスプレーするといいです。
クエン酸水をつくるのに必要な、クエン酸やスプレーボトルは100円ショップで売っています。
作り方は、クエン酸小さじ1~2杯+水200mlをスプレーボトルに入れて混ぜるだけです。
クエン酸の代用:お酢(お酢:水を1:1で混ぜるだけ)
※クエン酸水の作りおきは水が傷んでくるのでやめましょう。
3.乾かす
最後はしっかり乾かします。天日干しが一番いいですね。
きちんと乾かさないと、湿気が大好きな雑菌やダニが増殖してしまいます。
カビも生えてしまうかもしれません。
なにより天日干しは、洗濯物もそうですがカラッと乾くので気持ちがいいですよね。
天日干しが無理な場合:扇風機や、除湿機、布団乾燥機などあれば利用しましょう。
なければなるべく風が通る場所で乾かせるといいです。
おねしょの範囲が狭ければドライヤーを使ってある程度は乾かせます。
家で敷布団を丸洗いしたい場合
時間がある場合は、お風呂の浴槽で丸洗いできます。
掛け布団や枕などもそうですが、水を通すとすっきりとして気持ちが良いものです。
手順は以下の5ステップです。
- 浴槽にお湯を入れて、洗剤を入れる。
- 布団を入れて、足踏みで洗う。
- シャワーを布団全体にかけてすすぎ、足踏みで水分をなるべく布団から出す。
- お風呂のフチに布団をかけて、布団から出でくる水分を流す。
- 天日で乾燥させる。
簡単に5ステップを見ていきます。
まず布団が浸るくらいのお湯(約40℃)を浴槽に入れます。
次は、布団をふみふみして洗います。
子供と一緒にしたら楽しいですね。
洗えたら、浴槽の栓を抜き、再び足踏みして水分をなるべく布団から出します。
洗った後は布団をシャワーですすぎます。脱水は足踏みでします。
洗剤残りが心配な場合は、シャワ→脱水を何度か繰り返します。
干す前に布団から出てくる水を流します。
よく水が流れるように、そして布団を軽くするためにも1時間くらい置いておくといいです。
干してしっかり乾かしましょう。
家で敷布団を丸洗いしないほうがいい場合
敷布団やマットレスを丸洗いする方法をお伝えしましたが。
以下の場合は家で敷布団は洗わない方がいいです。
- 時間と労力がもったいない方
- 家の洗濯機に敷布団が入らない方(家の洗濯機で敷布団を脱水できない方)
- コインランドリーに敷布団を持って行って脱水するのは大変な方
- お持ちの布団が劇的に乾かしやすい敷布団やマットレスではない方
理由は、きちんと脱水できない敷布団を乾かすのが大変すぎるからです。
仕事も忙しいでしょうし、天気の様子も考えなくてはならないのでやりにくいです。
敷布団はあまり丸洗いしないほうがいいという結論ですが、
とても乾かしやすいマットレスを見つけたので後ほど詳しく紹介します。
次はお漏らし対策アイテムを紹介します。
【子供と一緒に寝るベッド!】年齢別選び方&おすすめ5選。添い寝中ママ必見
お漏らし・おねショ敷布団の対策実例5選
おねショ布団のお手入れを楽にする、お漏らし対策アイテムをご紹介します。
おしっこが布団まで染みていかないアイテムなどがあったら楽ですよね。
私が使っているもの、これ使ったらもっと楽かもと思うものを5つ紹介します。
みんなが使っている物もいっしょに見てみましょう。
防水シーツ①|ボックスタイプ
参照: ルームクリップ Noboさん
おねしょ対策にはおねしょシーツが一番便利です。
シーツの裏面に防水加工が施されているので、おしっこが布団まで染み込まないので安心。
ボックスシーツは敷布団にも使えます。側面も防水してくれたほうが安心ですね。
シーツなら洗濯機で洗えますし、薄いので楽に乾かせますし、おねしょ寝具のお手入れを楽にします。
防水シーツ②|フラットタイプ
参照:ルームクリップ sakuさん
ちょっと写真の防水シーツが見えにくいですが、
上から茶色の毛布→防水シーツ→白いボックスシーツの順番で使っています。
おしっこが染みるのは防水シーツのみなので防水シーツのみ洗えばいいのでかなり楽な方法です。
私の使い方は、毛布→いつものシーツ→防水シーツの順で使っています。
私の買った防水シーツは寝たときに少しシャリシャリ感があったからです。
私の使い方だと、おねしょをしたときはシーツと防水シーツの二枚を洗うことになるので、
自分に合うやり方で使ってみるといいですね。
防水パッド
参照:ルームクリップ n__ieさん
防水パッドのいいところは、薄い防水シートよりは寝心地がいいことです。
防水シーツは寝たときにシャリシャリ感が少し気になる場合がありますが、
防水パットなら大丈夫です。
防水パッドのデメリットは、シーツよりは厚みがあるので乾きにくいところです。
袋状になっていなくて、平たい一枚だという点では乾かしやすいとも言えます。
おねしょズボン
お漏らし対策にはおねしょズボンも便利です。
オムツをしていても漏れるときって結構あるので、オムツをしているときから使えますね。
敷布団どころかシーツまで洗わなくて済むかもしれません。
私はお漏らし対策におむつズボンというものがあるのに最近気付きました。
これを使ったらほんとに時短になるなあと思います。
特にお仕事しているママさんにはとても助かるアイテムですね。
乾かしやすい!丸洗いできるマットレス
息子初のおねしょ。 アイリスオーヤマのエアリーマットレスやからカバー外してシャワーかけて乾かして終わり! トイトレ見越して買っててよかった!
参照:ルームクリップ Yukiko
「家で敷布団を丸洗いしたい場合」でもお話した、乾かしやすいマットレスならお漏らし対策にいいですね。
写真はカバーを外して洗っていますが、三つ折りのマットレスです。
このような見るからに通気性抜群で速乾性があるマットレスなら乾かないという心配がないです。
これ欲しいですね。もしおねしょがなくなっても、子供は胃腸炎になったりすると布団で
嘔吐しますから丸洗いできたら嬉しいです。買い替える時はこれにしてもいいかなと思ってます。
次は厳選したアイテムを紹介します。
【子供と一緒に寝るベッド!】年齢別選び方&おすすめ5選。添い寝中ママ必見
お漏らし・おねショ敷き布団の対策アイテム5選
おねショ布団の悩みが減るおすすめアイテムをランキングで紹介します。
1位|さらっと快適 防水シーツ
こちらの防水シーツは、ボックス型なので横からもおしっこで濡れるのを防ぎます。
シングルから、セミダブル、ダブル、クイーン、キング、ワイドキングまであるうれしいサイズ展開です。
敷布団にももちろん使えます。
子供って寝返りが激しくてどこでおねしょするか全く読めないの。
だからサイドもガードできるとすごく安心。
2位|おねしょ防水シーツ 2枚組
こちらの防水シーツは、肌に触れる面は綿100%なので、
どの年代でも肌触り良くお使いいただけます。
フラット型のシーツですが、四隅にゴムがついているのでズレにくいです。
二枚組なのがうれしい。おじいちゃんおばあちゃんの家に泊まりに行ったとき用にもあると安心だね。
3位|肌ごこち 防水シーツ
こちらの防水バッドは、5層構造で程よい厚みがあるので、寝心地がいいです。
竹繊維とポリエステルを混紡しているので、吸水性・速乾性・通気性に優れています。
寝心地が良くて、乾きも早いのはうれしいね。
4位|Wowu おねしょズボン
こちらのおねしょズボンは、腹巻付きなので夏は冷房対策、冬は寝冷え対策にもなります。
3歳から5歳向けです。
かわいい柄のセットが4種類あるので、子供がよろこんで履いてくれますね。
防水シーツとおねしょズボンの併用が最強です。
5位|エアリーマットレス MARS-S
こちらのマットレスは、クッション性、体圧分散性、通気性・耐久性に優れています。
体が浮いている感覚の寝心地で通気性も良く、一緒に寝ているパパやママにもやさしいマットレスです。
通気性抜群なので、家でも乾かしやすく、丸ごと洗っても失敗しません。
軽いから扱いが楽でいいね。
まとめ:洗えないおねショ布団対策・お漏らし敷き布団の洗い方
今回は、おねしょしてしまった布団のお手入れ方法を紹介しました。
子育て中は洗うものが大量にあり、とどめのおねしょで疲弊してしまいます。
どうしても忙しかったり、子供を寝かすこと優先でシーツや布団を動かせない場合は、
タオルで水分をとるところまでは必ずしましょう。
バスタオルを敷けば朝まで子供を寝かせられますね。
タオルだけ洗面所で水洗いなら5分もかからないですし、
後で強烈な臭いでやる気をなくしてしまうことも避けられます。
子供もママもストレス少なくおねしょ時期を乗り越えていきましょう。