【腰痛にいい?】せんべい布団のメリット・デメリット!体に悪いのか?

この記事では、せんべい布団のメリット・デメリットをご紹介します。せんべい布団で腰痛にお悩みの方、せんべい布団を卒業したい方はぜひ参考にしてみてください。

せんべい布団が腰痛にいいって本当?

腰痛緩和にせんべい布団をすすめられたことがある。

「腰痛にはせんべい布団がいい」という話を耳にしたことはありませんか?硬く薄くなったせんべい布団が本当に腰痛にいいのか、なぜ腰痛にいいと言われるのかはとても気になるところです。

そこで今回はせんべい布団のメリットやデメリットから、本当にせんべい布団が腰痛にいいのかを探ってみましょう!

腰痛のお悩みや快適な睡眠には、寝具選びはとても重要です。

果たしてせんべい布団は本当に腰痛にいいのだろうか?せんべい布団の買い替えを検討中の方の参考になれば幸いです。

関連記事:【比較!】腰痛マットレスランキング16選!おすすめしない対策と選び方

目次
この記事の著者
著者インテリアコーディネーター

MAKO(マコ)
インテリアブロガー

  • インテリアコーディネーター
  • 家具・寝具アドバイザー
  • インテリアメーカー勤務10年

暮らしを楽しくするインテリアや家具の選び方、おすすめ情報を発信しています。ママの視点も交えて、時短アイデアや便利グッズも紹介しています。
>プロフィール詳細

せんべい布団のメリット

せんべい布団のメリットはひとつです!

寝返りしやすい

せんべい布団には、程よい硬さがあります。この程よい硬さは体が沈み込むのを防いで、寝返りをしやすくしてくれます。さらに、この寝返りのしやすさは腰痛緩和につながります。

スムーズな寝返りと沈み込まないことが腰への負担を和らげてくれているんです。

実際にせんべい布団を使って、腰痛が軽減している人もいるようです。

寝返りがしやすいというメリットが「せんべい布団が腰痛にいい」と言われる理由になりそうです。

せんべい布団のデメリット

せんべい布団はデメリットの方が目立ちます。SNSでもマイナスのコメントが多く見られました。

体を痛める

底つき感がある厚さまで薄くなってしまったせんべい布団は、硬いフローリングの床の上に直置きしてしまうと体のあちこちを痛める原因になります。寝返りのたびに体を打ち付けてしまったり…。

https://twitter.com/kondatemommy/status/1691200193751060480

さらに、体の痛みを和らげるための不自然な寝返りが増え、眠りが浅くなってしまうことも。

体の痛みは睡眠の質を大きく下げてしまいます。

保温性に欠ける

とても薄いせんべい布団は、冬場の冷たいフローリングや畳の上ではとても寒いです。

厚みがないせんべい布団は、フローリングの冷たさがそのまま伝わってきてしまいます。

寝返りしにくい

…あれ?せんべい布団の唯一のメリットは「寝返りしやすい」ことだったのでは?

う~ん…メリットとデメリットが矛盾していますね。

長年使用してへたってしまったせんべい布団は、反発力がなくスムーズで自然な寝返りができません。寝返りができないということは、腰への負担が大きくなって腰痛を悪化させる原因となります。

寝返りしやすいのがメリット、寝返りしにくいのがデメリット…。結局、腰痛にいいのか悪いのか分からない。

腰痛には寝返りが大きなポイントになりそうですね。

せんべい布団は腰痛にいい?体に悪い?

答えは…?

せんべい布団は腰痛にいいものではない。腰痛緩和や快適な睡眠にはおすすめできない。

これが答えです。せんべい布団は腰痛にいいものではなく、おすすめできません。では、その理由を説明していきますね。

心地良いのは一時的

ふかふかな敷布団が長年使用し、中身の劣化・へたりなどによってせんべい布団になっていきます。その過程で「寝返りしやすい×腰痛緩和×自分にフィット」という時期がやってくるのです。これがメリットの時期です。

せんべい布団ができるまで
新品
厚く
柔らかい
メリットの時期
薄く
硬く
せんべい布団

快適な睡眠には柔すぎても硬すぎても良くありません。

ただし、この快適な寝心地はあくまでも一時的なもの

このメリットの時期は数時間かもしれないし、数か月続くかもしれないとても不安定なものです。

せんべい布団の劣化はこの後も続いていきます。同時に快適な寝心地はどんどん失われ、薄く硬さが増したせんべい布団は「寝返りしにくい×腰痛悪化×合わない」というデメリットの時期に入っていきます。

そして、せんべい布団の限界がやってくるのです…。

これではせんべい布団が腰痛にいいとは言えません!!

特に腰痛持ちの人がせんべい布団を使うのは、腰痛を悪化させる原因になってしまうので注意が必要です!腰痛を悪化させない為にもマットレスの使用をおすすめします。せんべい布団を卒業しましょう!

腰痛対策の寝具をお探しの方はコチラの記事がおすすめです!ぜひ参考にしてみてください♪

関連記事:【比較!】腰痛マットレスランキング16選!おすすめしない対策と選び方

せんべい布団が快適な睡眠におすすめできない理由はもうひとつあります。

カビやダニ、汚れの温床

長年使用することでできるせんべい布団は、日々の寝汗を吸って見えないところにカビが発生している可能性も…。さらに、フケや皮脂がエサとなりダニの発生にも注意が必要です。どんなに綺麗に使っていても色んな汚れは少しずつ蓄積されてしまうものです。

カビやダニ、考えるだけでもぞっとしますよね…。
これでは快適に寝ることができません!

3~5年と言われる敷布団の寿命。寝心地と衛生面をしっかり見極めて、新しいものへの買い替えを検討しましょう。

まとめ:腰痛にいい?せんべい布団のメリット・デメリット

せんべい布団のメリット・デメリットについてまとめました。

  • ・せんべい布団は腰痛にいいものではない!おすすめしない!
  • ・腰痛緩和のポイントは寝返りにあり
  • ・衛生面も買い替えの目安に
  • ・腰痛対策にはマットレスがおすすめ

長年睡眠を支えてくれて出来上がるせんべい布団。使い方やお手入れの仕方によっては少しでも長く使うことができますが、体を痛めてしまう前に新しいものに買い替えを検討しましょう。

腰痛のためにはせんべい布団になってきたなぁと感じた頃が、買い替えの時期なのかもしれませんね。

せんべい布団をはじめ、敷布団やマットレスの使い方は人それぞれです。自分に合ったもので快適な睡眠を目指しましょう!

関連記事:【比較!】腰痛マットレスランキング16選!おすすめしない対策と選び方

この記事を書いた人
著者インテリアコーディネーター

MAKO

インテリア・家具ブロガー

当サイトでは、暮らしを楽しくするインテリアや家具のおすすめ情報を発信しています。子育て中のママの視点も交えて、時短アイデアや便利グッズの紹介もしています。

  • インテリアコーディネーター
  • 家具・寝具アドバイザー
  • 大手インテリアメーカー勤務10年

ご質問やレビュー依頼など、
お気軽にお問い合わせからどうぞ!

目次