この記事では、腰痛持ちの方におすすめのベッドマットレスについてご紹介しています。
腰痛とマットレスの関係性や、おすすめできないベッドフレーム・腰が痛くなりにくいマットレス選びについて解説しています。
腰痛にお悩みの方で、ベッドマットレスを買い替えたいと思っている方は是非参考にしてみてください。
布団だと腰が痛くて寝れないから、ベッドに変えたいんだけど、腰痛対策にいいベッドマットレスないかなぁ?
腰痛予防のベッドマットレスは硬さとかの選び方が大事だよ!
マットレスの種類や選び方の注意点を解説していくね!
腰痛対策として布団からベッドに変えるという人もいますよね。
そんな時にベッドマットレスの選び方を間違えてしまうと、腰痛悪化の原因になってしまいます。
今回は、腰痛対策のためのベッドマットレスの選び方・注意点やおすすめのマットレスを厳選して紹介していきます!
関連記事:腰痛マットレスランキングおすすめ16選!口コミ・評判から選ぶ
腰痛とベッドマットレスの関係性
「布団からベッドに変えたら腰がいたくなった」「最近、起きた時に腰の痛みがきになる。」
そんなお悩みはありませんか?
実は腰痛の原因の一つに、マットレスが身体に合っていないということが考えられます。
ここでは、マットレスと腰痛の関係性について説明していきます。
硬さが身体にあっていない
1番に考えられるのは、マットレスの硬さがあなたの体重・体格と合っていないことです。
マットレスは体重に対して硬すぎると、肩や腰が浮いてしまいそこに力が集中し痛みを引き起こします。
逆に柔らかすぎる場合、重い部分(腰・お尻周り)だけが沈み、腰痛の原因となります。
また、どちらの場合も寝返りが上手くできないことで血流が悪くなってしまうことも。
柔らかいのが好きだから、なんて理由で選ぶと後悔することもあるんだね。
寝姿勢が崩れている
先にお伝えした通り、正しい寝姿勢をキープできることが腰痛改善に繋がります。
一般的に言われるのが「立ったままの姿勢で寝られること」「横から見たときにS字を描いた姿勢になっていること」、この2点が身体に負担をかけない寝姿勢と言われています。
正しい寝姿勢を保つためには、マットレスが適度な反発力があり身体を押し上げてくれることが非常に大事です。
同時に、反発力があるマットレスで寝ることで、寝返りも自然に打ちやすくなります。
人は寝ている時に20回くらいは寝返りをすると言われています。
寝返りをすることで、ストレッチをするのと同じような効果が得られるんですよ。
腰痛対策ができるベッドマットレスの種類
ベッドマットレスにもいくつか種類がありますが、その中でも腰痛予防におすすめのタイプをご紹介していきます。
スプリング式マットレス
一般的にベッドマットレスに多いのは、スプリング式のマットレスでしょう。
スプリング=コイルが中に入ったマットレスで、厚みがあり耐久性にも優れているのが特徴です。
コイルマットレスは2種類。「ポケットコイル」と「ボンネルコイル」の2つに分けられます。
ポケットコイル | ボンネルコイル | |
---|---|---|
特徴 | ・1つ1つのコイルが独立している。 ・身体の部位によって、重さに合わせて沈む ・点で身体を支える | ・すべてのコイルが繋がっている作り ・ポケットコイルに比べると硬め ・面で身体を支える |
メリット | ・身体にフィットしやすいので、体圧分散性が高い ・振動が伝わりにくい ・寝返りがしやすい | ・価格が安いものも多い ・寝返りが打ちやすい ・通気性がいい |
向いている人 | ・腰痛対策をしたい人 ・2人以上で寝る人 | ・体重が重い人 ・硬めの寝心地が好きな人 |
腰痛予防におすすめしたいのは、ポケットコイルタイプです。
ボンネルコイルも寝返りがしやすいという点ではいいのですが、どうしても体圧分散性は劣ってしまいます。
ポケットコイルはコイルが独立しているので、身体の部位によって沈み込みが変わります。
よって、身体の曲線に合わせて沈み込んでくれるため、身体の負担をしっかり分散させてくれます。
ポケットコイルの硬さはコイル数によって柔らかめのもの/硬めのものと選べるんですよ。
ノンコイルマットレス
ノンコイルマットレスで代表的なのはウレタンマットレスでしょう。
その他には、ファイバーやラテックスなどがあります。
ノンコイルマットレスの特徴としては、コイルマットレスに比べると値段が安価なものが多いです。
また、厚みも様々あるのでベッドだけではなく床に敷きたいなど、ライフスタイルに合わせて選ぶことができるのが特徴です。
ノンコイルマットレスで腰痛対策をするのであれば、寝返りがしやすい「高反発ウレタンマットレス」がおすすめです。
通気性を重視したいという方であれば、ファイバー素材も反発弾性が高く高反発ウレタンと同程度で腰痛対策には好ましい素材と言えます。
低反発ウレタンはフィット感が良さではあるものの、寝返りがしにくいので腰痛持ちの方にはおすすめできません。
腰痛におすすめしないベッドフレームとマットレス
敷布団とベッドで、どちらが腰痛にいいのか?と考える方もいるでしょう。
ベッドの方が腰痛持ちの方にはおすすめですが、ベッドの種類によってはあまりおすすめできないものもあります。
低すぎるベッドフレーム
まずは高さのあまりない、いわゆるローベッドと呼ばれるものです。
ベッドが腰痛持ちにいい理由としては、布団に比べ高さがあることで立ち上がりが楽にできるからというのがあります。
ローベッドだと、起き上がる時に腰に負担をかけてしまう可能性があるのでおすすめできません。
厚みがあるマットレスで高さをカバーするのも一つの方法です。
ソファベッド
ソファベッドはそもそも座るための機能と寝具としての機能をかけ合わせて作られているため、そこまで寝心地がよくありません。
また座面がそのまま寝る幅となる場合、幅が狭く寝返りが打ちづらいというデメリットも。
背もたれを倒して使う場合には、折り目部分に腰が沈んでしまうことで腰痛が悪化する可能性もあります。
通常のベッドのようにマットレスを敷くこともできないので、腰痛改善には向いていません。
折りたたみベッド
折りたたみベッドの場合、構造上、マットレスの厚みが薄いものが一般的です。
そのためジョイント部分等の硬さの影響を受けてしまったり、体圧分散性も低くなってしまいます。
またキャスター付きの場合、安定感にもやや欠けるため寝返りがスムーズにできない可能性もあります。
薄いマットレス自体、底付き感を感じやすいためベッドフレームに関係なく、腰痛持ちの方にはおすすめできません。
腰痛対策で選ぶべきベッドマットレス
ここからは腰痛対策としてベッドマットレスを選ぶときのポイントをお伝えします。
体重に合った硬さを選ぶ
1番大事なのは、あなたの体重にあった硬さを選ぶことです。
「腰痛対策マットレスには硬めがいい」と一般的には言われますが、体重が軽い人にはおすすめできません。
マットレスの硬さに対して体重が軽い場合、腰や肩部分が上手く沈み込まず、寝姿勢が崩れてしまうからです。
最近は表面は柔らかめ、下層部に硬めのフォームを使った多層構造のものも増えているのでおすすめです。
寝返りがしやすい高反発がおすすめ
次に、寝返りがしやすいマットレスを選ぶということです。
人は寝ている間に平均して20回程度寝返りを打つと言われていますが、寝返りを打つことで血行が良くなるメリットがあります。
自然な寝返りをするためには、適度な反発力があることがポイント。
高反発マットレスは、下から身体を押し上げてくれることで余計な力を使わずに寝返りを打つことができます。
特に体重が軽い方や、筋力が弱い人は寝返りするのにも力が入ってしまうので、ある程度の反発力があることが大事なんだよ。
ベッドに敷くなら通気性も大事
ベッドにマットレスを敷く際には、通気性がいいマットレスを選ぶようにしましょう。
床に置いて使う場合と異なり、ベッドマットレスは敷きっぱなしのことが多いですよね。
敷きっぱなしにしていると、どうしてもベッドフレームとマットレスの間に湿気がこもりやすくなります。
また厚みがあるコイルマットレスなんかは、立てかけて風を通すのも大変です。
三つ折りタイプのものだと手入れがしやすいというメリットがありますよ。
腰痛対策で選ぶベッドマットレスおすすめ6選
ここからは予算別に、腰痛対策におすすめのベッドマットレスを6つご紹介していきます。
【7~10万円】エマ・マットレス
質のいいベッドマットレスを検討している方にはエママットレスがおすすめ。
中は3層となっており、中間には腰や肩、背骨などを正しくサポートできるような特別なゾーニング加工が施されているフォームを使用。
個々の体型や寝姿勢に合わせてサポートしてくれます。
また上層部はオープンセル構造のフォームを使用することで通気性にも優れています。
エママットレスは100日間のお試し期間に加えて、10年間の品質保証もあるので長く安心して使うことができます。
【7~10万円】コアラマットレスNew
ご夫婦やカップルで使用したい方にはコアラマットレスがおすすめ。
独自のゼロディスターバンス技術により、マットレスが振動を吸収。
隣で寝ている人の寝返りなどを気にせず、ゆっくり休むことができるのが特徴です。
腰痛対策としては、中にはゾーニング加工が施され、肩や足部分が柔らかめ・腰部分が硬めになるよう作られています。
また上層部は、柔らかい低反発と高反発の融合素材となっているのでちょうどいい硬さで眠ることができます。
そのため、腰痛対策はもちろんですが、横向きに寝たときの肩こりなどの心配もありません。
Newタイプは表面が硬め・柔らかめで選べるので、体重に合わせ硬さを変えられるのがいいですよ。
【7~10万円】NELLマットレス
スプリング式のベッドマットレスをお探しの方にはNELLマットレスがおすすめです。
コイルマットレスの特徴でもある寝返りのしやすさがポイント。
体圧分散性をキープしつつ、寝返りをしやすくするためのコイル数と、体の部位に合わせた硬さのコイル配置にこだわって作られています。
腰部分をやや硬めにすることで、沈みやすい腰部分をしっかりサポートしてくれます。
表面のウレタン素材も厚さを最小限に抑えることで、通気性も良い作りとなっています。
全額返金・返品保証期間は120日間と他社メーカーより長いのがポイント。季節をまたいでのお試しや、家族みんなで試したりできますよ♪
【3~5万円】雲のやすらぎプレミアム
腰の専門家もおすすめするのが雲のやすらぎプレミアム。
ウレタンマットレスですが、厚さ17cmとベッドで使うにも十分な厚みがあります。
体重が重い人や筋肉量が多い男性の方でも、底付き感の心配することなく眠ることができます。
中は5層構造となっており、表面は柔らかめの素材となっています。
中央部にはアルファ加工の施された硬めのウレタンが入っているので、どんな体重の方でもしっかりと身体を支えてくれるのが大きな特徴。
マットレスは両面が使えるようになっており、春夏・秋冬で使い分けることが可能です。
【3~5万円】エムリリー優反発シリーズ11cm
体重が軽い人や、女性の方におすすめなのがエムリリー優反発シリーズ。
こちらは低反発と高反発を融合させたような新素材・優反発フォームを使用。
硬すぎず柔らかすぎないちょうどいい反発力でしっかりと身体にフィットしてくれます。
また仰向けはもちろんですが、横向き寝でも肩周りが圧迫されず寝やすいと評判です。
低反発の寝心地が好きだけど、腰痛対策をしたいという人にもおすすめですよ。
【3万円以下】エコラテエリート14cm
コスパがいいベッドマットレスを探している方にはエコラテエリートがおすすめ。
3万円以下という価格ですが、機能性が高く厚さも14cmとベッドマットレスとして十分な厚みのアイテムです。
身体の部位に合わせた7つのゾーンに分けて、凸凹としたアルファ加工が施されたフォームを使用。
点で身体を支えてくれるため体圧分散性に優れています。
通常のウレタンよりも通気性に優れたウレタンが使われていたり、カバーも取り外して洗濯が可能と、衛生面においても安心して使えますよ。
まとめ:【腰痛の原因は?】ベッドマットレス6選。おすすめしない選び方は?
いかがでしたでしょうか?
腰痛を改善したい方にはベッドで寝ることはおすすめです。
ただ、ベッドフレームやマットレスの選び方を間違えてしまうと、悪化する原因になるのでもう1度注意点を確認しましょう。
- ベッドフレームは高さのあるものを選ぼう
- マットレスも厚みがあるものを選ぼう
- コイル式マットレスの場合はポケットコイルがおすすめ
- ウレタンマットレスの場合は高反発のものがおすすめ
今回紹介したマットレスはどれも口コミでも評価の高いものばかりです。
あなたに合った1枚が見つかれば幸いです。
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