この記事では、腰痛対策に用いる柔らかいマットレスについて紹介しています。柔らかいマットレスのメリット・デメリットと、それらへの解消法を紹介しました。また、腰痛持ちの方が柔らかいマットレスを選ぶ際のポイントについても紹介しています。
柔らかいマットレスのデメリットを知りたい!
腰痛持ちで柔らかいマットレスは腰にいいのか知りたい。
柔らかいマットレスを購入しようかどうか迷っている方の参考になれば幸いです。
柔らかいマットレスと腰痛対策の基礎知識
マットレスが柔らかすぎて腰痛が悪化した。という声も聞きます。そんな悩みをお持ちの方もいると思います。
結局、柔らかいマットレスは腰痛にいいのでしょうか。
柔らかいマットレス、硬いマットレスそれぞれの特徴をみていきましょう。
柔らかい・硬いマットレスの特徴
柔らかいマットレスの特徴
柔らかいマットレスは、身体を包み込むような寝心地で、体圧を分散して体への負担を軽減してくれるのが特徴です。
身体に負担をかけない理想の寝姿勢を保つことができるので腰痛の予防や軽減になります。
硬いマットレスの特徴
反対に、硬めと言われるマットレスは、反発力が高く寝返りをサポートしてくれます。
スムーズな寝返りは、就寝中に身体の一部分に負荷をかけることがなく睡眠をサポートしてくれます。
一方反発力が高いために、特定の部位に負荷がかかり、身体に痛みや疲れが出てしまうことがあります。
マットレスが硬すぎると、体に負担をかけないと言われる首から腰にかけてのS字カーブが描けず、身体が痛くなってしまったり、腰痛が悪化してしまうことがあります。
つづいて、柔らかいマットレスのメリット・デメリットをお伝えしていきます。
メリット
ここでは、柔らかいマットレスのメリットについて紹介します。
柔らかいマットレスのメリットは4つあります。
- 体圧分散に優れている
- 腰や肩に負担がかからない
- 包み込まれるような寝心地
- 保湿性が高い
順に解説していきます。
体圧分散に優れている
柔らかいマットレスの素材は様々ですが、体のラインに合わせて支え、包み込むように体圧を分散し、包み込むような理想の眠りに導きます。
ポケットコイルタイプのマットレスなら、コイルの巻き数や質を確認しましょう。
ノンコイルのウレタン素材なら、75N未満の硬さが柔らかめといえるでしょう。
腰や肩に負担がかからない
身体にフィットするので、身体の接地面の一箇所に負荷がかかりにくい構造になっています。そのため、腰や肩に負担がかかりません。
包み込まれるような寝心地
反発性が低い柔らかいマットレスは身体にフィットするので、包み込まれるような寝心地が特徴です。
保温性が高い
柔らかいマットレスは身体を包み込む寝心地で、保湿性が高いものが多いのが特徴です。
身体が冷えやすい方におすすめです。
デメリット
ここでは、柔らかいマットレスのデメリットについて紹介します。
体圧分散に優れて腰や肩に負担がかからないなどメリットが多くある柔らかいマットレスですが、デメリットはどうでしょうか。
柔らかいマットレスのデメリットは4つあります。
自分に合った硬さのマットレスを選ばないと
- 沈み込みすぎてしまう
- 寝返りしにくい
- 暑がりには不向き?身体にフィットするので暑い
- へたりやすい
順に解説していきます。
身体が沈み込んでしまう
自分の体重に対してマットレスが柔らかすぎると深く沈み込むため、身体に負担がかかってしまうことがあります。また、寝姿勢が崩れてしまいます。
寝姿勢が崩れると、背中や腰に余計な力が入って痛めることがあります。
寝返りしにくい
前述した通り、自分の体重に対してマットレスが柔らかすぎると身体が沈み込むので寝返りも打ちにくくなってしまいます。寝返りがしにくいと身体に痛みが出ることがあります。
暑がりには不向き?
柔らかいマットレスは、保湿性が高い特徴があります。
また寝心地も体にフィットするものが多いので、暑がりの方や夏に涼しく寝たい方には不向きとされます。
へたりやすい
柔らかいマットレスは、沈み込みやすいので同じ箇所に負荷がかかると硬めのマットレスと比べてへたりやすい印象です。
腰痛対策に。柔らかいマットレスのデメリットを解消する方法
柔らかいマットレスのデメリットをあげました。それらに対しての解消方法を紹介します!
- 自分に合った硬さを選ぶ!
- トッパーを敷く
- へたり防止に裏返したり回転させる
自分に合った硬さを選ぶ
体圧分散に優れたマットレスを選ぶ際は、硬さに注意して選びましょう。
腰が気になる方は、腰の部分が硬めになっている物などもあります。
実際の店舗で寝心地を確かめたりスタッフに相談したりするのがおすすめです。
また、通販で購入した場合も、◯◯日間返品保証など保証がある場合もあるので、安心してまずはお試しで購入してみることもできます。
トッパーを敷く
マットレスが柔らかすぎる場合や硬すぎる場合は、マットレスの上に敷いて寝心地を変えることができるトッパーを使用することをおすすめします。
マットレストッパーは、マットレスの上に敷いて使う寝具で、マットレスのへたりや寝心地の悪さを改善することができます。
トッパーは簡単にマットレスの柔らかさを調整することができるためおすすめです。
へたり防止に裏返したり回転させる
マットレスを裏返したり回転させたりすることで、同じ場所に寝続けずにマットレスの中綿の偏りを防ぐことができます。
お使いのマットレスの作りによって裏返したり回転させたりできるかは異なる為、よく確認してから判断しください。
マットレスが柔らかすぎると感じる場合は、こちらの記事も合わせて読んでみてください。
腰痛対策の柔らかいマットレス向いてる人、選び方のポイント
柔らかめマットレスは、必ずしもすべての人に向いているとはいえません。
柔らかめマットレスが向いている人の特徴は、主に以下のとおりです。
柔らかいマットレスの選び方のポイントとしておさえておきましょう。
- 横寝が多い方
- 筋肉質など体の凹凸が大きい方
- 筋肉が衰えたり、身体の柔軟性がなくなってきたりする中高年世代
上記に当てはまる方は、柔らかめのマットレスが合いやすいと言われています。
だだし、マットレスの好みや、寝心地は個人によって異なるため、自分の体に合っていて快適と感じるものを選ぶことが大切です。
腰痛にいい柔らかいマットレスに関してよくある質問
柔らかいマットレスは腰に悪いですか?
柔らかいマットレスは、自分の体に合った柔らかさを選べば腰に悪くありません。
腰が沈みすぎないマットレスを選びましょう。
柔らかいマットレス 腰痛 なぜ?
自分の体重に対してマットレスが柔らかすぎると深く沈み込むため、身体に負担がかかってしまうことがあります。また、寝姿勢が崩れてしまいます。
寝姿勢が崩れると、背中や腰に余計な力が入って痛めることがあります。
腰痛 マットレス 硬い 柔らかい どっち?
腰痛対策の為のマットレスは、体や寝方の特徴によって選ぶものが異なります。
下記に当てはまる方は、柔らかめのマットレスが合いやすいと言われています。
- 横寝が多い方
- 筋肉質など体の凹凸が大きい方
- 筋肉が衰えたり、身体の柔軟性がなくなってきたりする中高年世代
マットレスの好みや、寝心地は個人によって異なるため、自分の体に合っていて快適と感じるものを選ぶことが大切です。
まとめ:腰痛対策に。柔らかいマットレスのメリット・デメリットは?選ぶ際のポイント紹介!
今回は柔らかいマットレスのメリットデメリットついて紹介しました!
身体に合った柔らかいマットレスを選んで快眠を得てみてはいかがでしょうか?
他の製品をチェックされたい場合は、こちらの記事でチェックください。