この記事では、「座椅子」に、姿勢ケアの要素をプラスした、勉強にも向いた座椅子 を紹介します。コタツで勉強する小柄な方にもどうぞ!
- 「座椅子」では勉強に”集中”できない理由とは?
- 勉強に使える「座椅子」のメリットと選ぶポイントとは?
- 姿勢ケアできる勉強用「座椅子」とは?
あなたは、勉強をしていて、集中力が続かないことはありませんか。
日本の伝統的な生活様式から生まれた、①腰を休め②背もたれに寄りかかることを目的とする③脚がない座具、「座椅子」。
家ではコタツで勉強しているという方・・・
そんな悩みもあると思います。
特にこだわりが無いと、何を基準に選んでいいのかわからないですよね。
そこで今回は、勉強に適した「座椅子」(以下勉強「座椅子」という)のメリットや選ぶポイント、勉強用の「座椅子」をご紹介します!
勉強用に座椅子を選ぶメリット
本来“休息”を目的とする「座椅子」も、選び方ひとつで、勉強「座椅子」を兼ねます。 自分の骨格にあった勉強「座椅子」は、体をいたわりつつ、勉強モードへ切り替えるためのアイテムの1つです。
そんな中で、いざ机に向かって勉強しようとすると、背中は丸まり、背もたれから離れていきます。
背中が丸まっている状態で勉強を続けると、肺が広がらないため、深い呼吸ができなくなり、脳への酸素供給量が減って集中できなくなります。
また、背骨は重要な神経の通り道であるため、背中が丸まると、運動能力が低下し、自律神経が乱れてしまいます。
そこで、必要なのが、・・・勉強「座椅子」です。
では、勉強「座椅子」は、どんなメリットがあるのでしょうか?
勉強用に座椅子を選ぶメリット
(引用:ヤマザキ)
勉強「座椅子」のメリットは、3つあります。
1 背中を支え、背中浮き解消
2 腰へかかる体重圧分散で、腰痛緩和
3 S字カーブ補助で、姿勢ケア
⇒交感神経優位になって集中力持続
ここからは、勉強「座椅子」の選ぶポイントを解説していきます。
座椅子を勉強用に使う場合の選び方
勉強「座椅子」は、メーカーによって色々なものがあるため、選ぶのも迷ってしましますよね。
自分の骨格に合う勉強「座椅子」を選んでいきましょう。
選び方のポイント①:素材
衝撃吸収性に長けたウレタンフォームは、勉強に向いている素材です。
柔らかい素材のものは快適に”休息”できますが、長時間の勉強には向きません。
ウレタンフォームというのは、ポリウレタンを発砲させて硬くしたものです。気泡の形や大きさで使用用途が分かれます。
高反発ウレタンフォーム(反発弾性50%以上)は、適度な反発性で沈み込みを防ぎ、体をしっかり支えてくれるのが特徴です。低反発ウレタンフォーム(反発弾性15%未満)は、局部的な圧迫が少ないので、血流阻害や床ずれ防止に効果的と言われています。
選び方のポイント②:構造
背中をサポートして姿勢をケアする構造のものが必要です。
自然な姿勢は、重力に適合した立った姿勢(S字カーブ)とされています。 座ると背中が丸まり、重い上半身を腰の筋肉で支えることになるため、腰の負担が大きくなります(腰痛の原因)。
背中サポートは背もたれに背中を自然と預けるだけで、背筋を伸ばし自然なS字カーブをサポートする構造です。
ただし、勉強「座椅子」は姿勢のケア。姿勢予防は自分で意識することが大切です。
選び方のポイント③:高さ
座椅子の特徴のひとつ、脚がない・・・ということは座面の高さ厚みが机と丁度良い距離を決めるということです。
身長150㎝の方の場合、正座しない状態で、座面高さが10㎝~15㎝程度のある「座椅子」が必要です。
快適にテーブルの高さは、差尺(椅子の座面から机の天板までの長さ)で求められます。
差尺=座高÷3-2 座高=身長×0.55
身長150㎝で計算すると、差尺は25.5㎝。既存のコタツが36㎝~40㎝規格で作られている場合、10㎝~15㎝ほど机の高さが合っていない計算になります。
‣素材は程よい硬さのウレタンフォーム
‣背中サポート
‣座面高さ10㎝~15㎝
勉強しやすい!座椅子3選
ポイントを踏まえたうえで、さっそく見ていきましょう。
ヤマザキ 座椅子|背中を支える美姿勢シリーズ3
こちらの座椅子は、勉強の合間に背筋を伸ばしたい方におすすめ。
体の動きに合わせて、適度に傾斜しながら「背中」にフィットして支えるスイング機能がついているのが特徴。 背もたれに背中を乗せる感覚で、座ったまま気楽に「ストレッチ」できます。
クッション材は反発弾性65%以上の高反発ウレタンフォームを採用。人の手のひらでが背中を支える感覚の腰パッドとお尻を支える広い座面で、体重圧を分散させ、S字カーブの自然な姿勢へと導きます。 腰パットは産学連携で特許を取得したものです。
<仕様>
材質:(フレーム)スチールパイプ (クッション材)主に高反発(65%)ウレタンフォーム≪特許取得≫
張り生地:ポリエステル100%
座面高さ:10㎝
重量:4.5㎏
リクライニング:41段
備考:(カラー)5色の織り生地
(洗濯可能な専用カバー)有。本体と同じ織り生地5色。
セルタン 座椅子|和楽チェア 背筋ピン
こちらの座椅子は、勉強する時だけ座椅子を使うなど、メリハリをつけたい方におすすめ。
勉強しないときは、折りたたんで収納しておけます。
人間工学に基づくSラインデザイン(モールドウレタン成型)で、座面に深く座ることで(骨盤が立ち、)背筋がピンと伸びて、自然な姿勢が保てます。 モールドウレタン(モールド成型のウレタン)は ウレタンが隙間なくギュッとつまっているため長時間座っていても疲れにくく、型崩れしにくいのが特徴です。
サイズは、3種類(S/M/L)から選べる他、ハイバックタイプ、回転盤付、デラックスサイズもあります。
<仕様>
材質:(表地)ポリエステル100%(中身)低反発ウレタンフォーム
張り生地:メッシュ生地「ダブルタッセル」/テクノ生地
座面高さ:S10㎝/M11㎝/L13㎝
重量:S2.0㎏/M2.8㎏/L3.4㎏
リクライニング:(背もたれ)14段階
備考:(カラー)9種類
(洗濯可能な専用カバー)有。生地5種類。カラー8種類
※M/Lは座椅子が後方に倒れない機能付
ヤマザキ 前傾座椅子|ZAGUNシリーズ フレックスチェア
こちらの座椅子は、座面に高さが欲しい方、前に倒れるリクライニング機能が欲しい方、グッドデザイン賞のものが好きな方等におすすめです。
座面の傾斜で姿勢をサポートしてくれるのが特徴。
体のラインに合わせた程よく硬いクッション(ウレタンフォーム・ポリエステルわた)が、首から頭、腰部、お尻をサポート。腰部のサポートクッションは産学連携で特許を取得したものです。
座面の高さが高いため、ご自宅のローテーブルの床面からテーブル天板下側までの内寸を必ずご確認ください。
<仕様>
材質:(構造部分)スチールパイプ (クッション材)主に高反発(65%)ウレタンフォーム・ポリエステルわた≪特許取得≫
張り生地:ポリエステル100%
座面高さ:17(17~25)㎝
重量:約10㎏
リクライニング:(本体)頭部無段階(背部)41段階(脚部)6段階
(台座部)前方6段階後方6段階
※(洗濯可能な専用カバー)無。
まとめ:勉強しやすい座椅子3選!床に座って勉強できるクッションと選び方
いかがでしたでしょうか。お気に入りの勉強「座椅子」は見つかりましたか。
最後にもう一度まとめておきましょう。
コタツで勉強する小柄な方に!
‣“休息”するための「座椅子」も、選び方ひとつで、”集中”できる勉強「座椅子」を兼ねる。
‣背中浮き改善、腰痛改善、姿勢ケア、集中力の持続が期待できる。
‣選び方:座面高さ、程よく硬い素材、背中サポート、が自分の骨格に合ったものを選ぶ!
迷ったときは、リクライニングで高さや傾斜を自分好みに変えられるものがいいですね。
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