子育て中のママさん、慣れない育児に、奮闘中の新人ママも、2人3目のベテランママも、赤ちゃんの悩みや疑問は、たくさんあるでしょう!
特に、赤ちゃんが口にするものは、細心の注意を払いたいですよね!
ミルクを作る水ってなんでもいいの?
赤ちゃんに合わない水でミルクを作ると、どうなるの?
水って消毒が必要なの?
私も一人目の時、母乳の出が悪く、ミルクに頼っていたので、
水選びの悩みはとてもわかります!
そこで今回は、赤ちゃんが飲むミルクの水についての知識をお伝えします。赤ちゃんにとって、適切な水の選び方も紹介します!
どうしてる?赤ちゃんのミルク作りに使う水
赤ちゃんは、まだ話すことが出来ないので、体調が悪いかどうかを見分けるのは、難しいですよね。
特に、離乳食が始まっていない赤ちゃんは、便が緩いので、下痢などの症状を見分けるのに苦労すると思います。
あらかじめ、赤ちゃんのミルクの水は、気を使った方がママの心配は減りますね!
赤ちゃんは胃腸や腎臓などの臓器は大人に比べて未発達です。
- 栄養の吸収や消化
- ろ過機能
- うんちやおしっこの排泄
これらはまだ、赤ちゃんはうまく出来ません。
赤ちゃんに合ったお水で、ミルクを作ることは、赤ちゃんの体調を守ることに繋がるのです。
赤ちゃんのミルク作りの水を選ぶ時の注意点
ここからは、赤ちゃんのお水選びは何が最適なのか、お水の種類と一緒に紹介していきます。
水道水
水道水はどの家庭も、蛇口を捻れば出てくる、低コストで身近な水ですね。
身近であるがゆえに、
赤ちゃんには悪そう…
と思いがちですが、実はそうではありません!
日本の水道水はそのままでも飲める水として、世界からみてもとても安全なので、赤ちゃんのミルク作りにも安心して使うことができます。
水道水には、消毒のために塩素が含まれています。安全な水道水でも、加熱殺菌をしてから、赤ちゃんに与えましょう!
ミネラルウォーター
自動販売機やコンビニで、手軽に購入できるのがミネラルウォーターです。
水のストックがなくなっても、比較的近場で購入できるので、使いやすいですよね。
ミネラルウォーターにはその名の通りたくさんのミネラルが入っています。
赤ちゃんの身体に良さそうな成分がたくさん入ってそう!
と思いがちなママも多いでしょう。
しかし、ミネラルウォーターに含まれるマグネシウムは、内臓がまだ未発達の赤ちゃんに負担をかけてしまいます。
赤ちゃんの下痢などの体調不良の原因になるので、ミネラルウォーターは避けましょう!
軟水と硬水
お水を買いに行くと、硬水と軟水が書かれていて、
どっちを選んだら良いのかわからない!
という人もいますよね。
水といっても、スーパーの飲料水コーナーには、たくさん並んでいますよね。
旦那さんに、赤ちゃんの水のお使いを頼んだら
いっぱいありすぎて、わからない…
と、お店から電話をもらったことがありました(笑)
硬水と軟水の違いは、「硬度」で、水1Lあたりのカルシウムとマグネシウムが含まれている量のことを言います。
含まれている量が120mg以上だと硬水、120mg未満だと軟水とWHO(世界保健機関)で定められています。
赤ちゃんに、多すぎるカルシウムやマグネシウムなどのミネラルは、負担になってしまうので、負担の少ない軟水を選びましょう!
軟水でも、硬度はそれぞれちがうので、できるだけ低いものが良いですね。
天然水
「天然」と聞くと、身体に優しく安全というイメージですね!
天然水とは、物理的、化学的処理をしない水のことを言います。
赤ちゃんが新生児を卒業してから半年ぐらいまで、主に赤ちゃんのミルク作りにサントリー天然水を使っていました。
大人もクセがなく、飲みやすくておすすめです!
サントリー天然水はミネラルが少ない軟水になるので、赤ちゃんでも安心して飲ませることができます。
天然水でも硬度はメーカーによって異なるので、確認してから赤ちゃんに与えるようにしましょう!
純水
「純水」は、普段聞きなれない水で、コンビニやスーパーなどでも、あまり見かけませんよね。
私は妊娠中、産婦人科の講習会で初めて知りました。
純水とは、不純物が少なく、質の高い水のことを言います。
赤ちゃん用のお水として、ネットやベビー用品店で、販売しています。
赤ちゃん用のお水と聞くだけで、ママは安心できますね。
私は、赤ちゃんが新生児の頃は、かなり神経質になっていたので、純水を使ってミルクを作っていました。
不安になりやすいママは純水がいいですね!
純水は粉ミルクも溶けやすく、ミルク作りのストレスも減ります。
値段は普通の水より割高になるので、賞味期限に気を付けながら、まとめ買いでお得に購入しましょう。
ウォーターサーバー
赤ちゃんが生まれる前から、ウォーターサーバーを検討しているママもいるのではないでしょうか?
育児真っただ中のママの中には、育児の負担や、寝る時間を少しでも増やしたい、と思っている人も多いはず。
私は友人の家で、ウォーターサーバーを借りた時に、手軽にミルクが作れることにとても感動したのを覚えています!
ウォーターサーバーがあれば、ミルクのお水を沸かす手間が省けるので、寝不足のママのストレスも軽減しますね!
私は何度も検討をしたことがあるのですが、
電気代もレンタル代もかかるし、贅沢かな…?
と思って、結局断念してしまいました(笑)
ウォーターサーバーの種類や、取り扱う水の種類はたくさんあるので、迷ってしまいますが、赤ちゃんでも安心して飲める、軟水を取り扱っている会社にしましょう!
赤ちゃんがいる家庭向けのプランや割引もあるので、安心に、そして少しでもミルク作りの負担を減らしたいママにおすすめです。
ウォーターサーバーを使うことで、ミルク作りがとても楽になるので、少しでも育児の負担を減らしたいママは、ぜひ検討してみてください!
赤ちゃんのミルク作り用水の殺菌方法
ここからは、赤ちゃんの水の殺菌方法について、ご紹介します!
加熱
普段使っている水がなくなった。でもすぐに買いに行けない…。
その場合は先ほども紹介した水道水を使いましょう!
私もストックしていた水がなくなってしまった時は、水道水を加熱してミルクを作っていました。
加熱することで、水道水の不純物を取り除くことができます。
水道水などに含まれている塩素も赤ちゃんの負担になることがあるので、10分〜15分ほど沸騰させ、冷ましてから使いましょう!
- 一度、加熱した水は、菌の繁殖にも繋がるので、30分以上放置しないように気をつけてください。
また、WHO(世界保健機構)は赤ちゃんのミルクを作る際に、70度以上のお湯を使うことを勧めています。
水道水に限らず、赤ちゃんが飲む水は、一度加熱してから与えるようにしましょう。
加熱殺菌は自宅でも手軽にできる殺菌方法です!
非加熱殺菌
非加熱と聞くと、
不純物は大丈夫かな?
と思ってしまいますが、市販の赤ちゃんの水は、非加熱殺菌です。
加熱処理だけの水はなんか不安…と感じてしまうママは、非加熱殺菌の水が良いでしょう。
オゾン殺菌や、紫外線殺菌などがあり、安心性の高い殺菌方法なので、安全して赤ちゃんに飲ませることができます。
ろ過
ろ過殺菌は、フィルターでろ過をする方法です。
RO(逆浸透膜)フィルターや、ナノフィルターなどで、ろ過をします。
ROフィルターは放射性物質も除去が可能なほど、細かい目のフィルターなので、不純物もしっかり取り除くことができます。
フィルターに雑菌が繁殖してしまうデメリットもあるので、赤ちゃんのミルクで使う時は、加熱殺菌とセットのほうが安全です。
まとめ:赤ちゃんのミルク作りに使う水はどうしてる?
赤ちゃんのミルク作りに安心できる水をまとめておきましょう!
- 加熱殺菌した水道水
- 硬度が低い軟水
- 赤ちゃん用の水のウォーターサーバー
- 非加熱殺菌された純水
赤ちゃんに負担がかからない水がわかると、ママの不安や負担は減りますね!
まだまだ赤ちゃんの悩みは日々増えていくでしょうが、少しでも頑張るママの不安が解消できたら嬉しいです!
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