この記事では、マットレスで睡眠の質が変わると言われる理由や、深い眠りにつくための寝具選びについて解説しています。
良い眠りにつくための条件や、おすすめのマットレス5選をご紹介。
睡眠の質を上げたいとマットレスの買い替えを検討している方は、是非最後まで参考にしてください。
最近、あまりよく眠れないんだよね。マットレスを変えたら、睡眠の質が変わるって聞くけど本当なのかなぁ?
マットレスと睡眠って、実はすごく関係があるんだよ。
今日は、よく眠れるマットレスの特徴や選び方を説明していくね!
人生の3分の1を占めると言われる睡眠。
一方で、腰痛や不眠で悩まされている人も少なくありません。
睡眠の質を上げることで、疲れがしっかりと取れ体調の改善や翌日のパフォーマンス向上にも繋がります。
今回はマットレスと睡眠の関係性や、良質な眠りのための寝具選びのポイントを解説していきます。
おすすめも最後にご紹介しますので、睡眠の質を改善したい方は是非参考にしていただければと思います。
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マットレスで睡眠の質が変わるのは本当?
マットレスと睡眠の質との関係性
マットレスを変えるだけで睡眠の質が良くなる、という話はよく聞きますよね。
実は睡眠の質にはマットレスの良し悪しが深く関係しています。
そもそも、マットレスには横になった時の体圧を分散することで、筋肉の負担を軽減・血行の促進をする役割があります。
人間の体は出っ張りや曲線があるので、どうしてもそこにだけ圧力が集中しやすいという状況になります。
寝姿勢を改善し、それを改善してくれるのがマットレスというわけです。
身体に合わないマットレスを使うデメリット
とは言っても、マットレスを変えても睡眠の質が変わらない、と言われることもあります。
その原因として挙げられるのが、「身体に合わないマットレスを使っている」ことがあります。
例えば体重に対して柔らかすぎる、もしくは硬すぎるマットレスを使うと、逆に身体の不調を引き起こしてしまう原因になります。
好みの硬さだけで選んでしまうと、寝返りが打てない・身体が浮いてしまう、など寝姿勢が崩れてしまいます。
良質なマットレスを使うメリット
逆に言うと、マットレスで睡眠の質を変えたいと思うのであれば、体重にあった硬さのマットレスを選ぶようにしましょう。
ご自身の体重・体格に合う寝具を使うことで、①寝返りがしやすくなる、②体圧が均等に分散されるといったメリットがあります。
それにより腰痛改善や、疲れが取れやすいなど、深い眠りにつくことができるようになります。
寝返りが自然にできることで、血流がよくなり身体の歪みやコリの解消に繋がりますよ。
睡眠の質が変わるマットレスの特徴
では、睡眠の質を向上させることができるマットレスにはどんな特徴があるのでしょうか?
寝返りがしやすい
良質な睡眠のためには、自然な寝返りができることがとても大切になっていきます。
人は平均で20~30回、寝返りをすると言われています。
寝返りが少ないと、ずっと同じ姿勢で寝ていることとなり、血の流れが悪くなったり、骨の歪みが生じることとなります。
また寝返りをする際にも、身体は無意識のうちに力をつかいます。
寝返りがしやすいマットレスを使うことで、余計な力を使わずに眠ることができます。
寝返りをすることで、布団の中の温度や湿度の調節もしてくれるそうですよ!
体圧分散に優れている
次に大切なのが、体圧分散性に優れているということです。
体圧分散とは、横になった時に身体にかかる圧力を均等に分散してくれることです。
身体は肩や腰、おしりなど曲線があるので、どうしても出っ張った部分にのみ負荷が集中しやすいのです。
マットレスが身体にフィットし、曲線の隙間を埋めてくれるものが体圧分散性が高くおすすめです。
確かに床の上とかに寝るのをイメージしたら、腰とかが浮いて身体が痛いもんね。
通気性に優れている
体圧分散性と寝返りが大事というのは、いろいろなマットレスメーカーのサイトでもよく見かけると思います。
加えてチェックしておきたいのが、通気性の良さです。
人間は睡眠中にコップ1杯分の汗をかくと言われています。
また、眠りと人間の体温には深い関係があり、一度上がった体温が下がる時に深い眠りにつくと言われています。
睡眠に入ると、体温の基準値が下げられ、皮膚を通して放熱が活発になります。また、代謝が低下し、体内で生み出される熱の量(熱産生)も少なくなります。
引用:テルモ体温研究所|睡眠と体温
ノンレム睡眠(*)で、とくに眠りが深い「徐波睡眠」になると、放熱が非常に活発になり、発汗を伴い、体温の低下が大きくなります。
そのため、マットレス選びにおいて通気性がいいというのは体温調整する上で、非常に大切なポイントとなります。
熱がこもり蒸れてしまうと、それだけで目が覚めてしまうので睡眠が浅くなってしまいますよね。
睡眠の質が変わるマットレスの選び方
いいマットレスの特徴はわかったけど、どうやって選んだらいいのかわからないよ~
ここからはマットレスを選ぶ際に、注意したいポイントをいくつかご紹介していきます。
素材で選ぶ
まずはマットレスの素材をしっかり理解しましょう。
それぞれの素材によって、寝心地や通気性、機能性が大きく変わっていくので選び方の参考にしてみてください。
素材 | 特徴 | デメリット |
ウレタンフォーム | ・低反発~高反発と選べる ・手頃な値段のものが多い ・三つ折りタイプなど厚さも種類が豊富 | ・耐久性がやや低い ・通気性が低い |
ファイバー | ・硬めの寝心地で高反発 ・洗えるので衛生的 ・通気性に優れている | ・熱に弱い ・価格が高いものが多い |
コイルマットレス | ・柔らかめ~硬めと選べる ・耐久性が高い ・寝返りがしやすい | ・厚みがある分手入れがしにくい ・振動が伝わりやすい(特にボンネルコイルマットレス) |
コイルマットレスでもポケットコイルとボンネルコイルでは、ボンネルコイルの方が硬く感じやすいなど、素材によって寝心地や硬さは大きく変わっていきます。
腰痛対策でれば高反発のもの、横向き寝が多い方は低反発もしくはやや柔らかめのもの、などご自身の悩みや寝方に合わせて素材を選ぶようにしましょう。
体格・体重で選ぶ
次に、選ぶ時には必ずご自身の体格や体重にあったものを選ぶようにしましょう。
もちろん「柔らかめが好き」「硬めが好き」などの好みはあると思いますが、体重に硬さが合っていない場合、逆に身体に負担をかけてしまうデメリットがあります。
45kg以下 | 110N~140N | やわらかめ |
50~80kg | 150N~170N | 普通 |
80kg以上 | 180N以上 | 硬め |
もちろんマットレスの構造や素材によっても実際のN値よりも柔らかく感じる場合もあります。
体重が軽めの人は圧迫感を感じにくいやや柔らかめのもの、重い人や筋肉質の人は沈み込みを防ぐ硬めのものがおすすめです。
硬さが自分に合うかどうか心配な方は、お試し期間などがあるものを利用すると安心ですよ!
耐久性で選ぶ
最後に確認したいのが、耐久性です。
どんなにいい質のマットレスだとしても、すぐにへたってしまうようでは意味がありません。
へたったマットレスで寝続けることもまた、身体にとっては負担がかかるものです。
マットレスの耐久性を確認する時は「密度(D)」と「復元率」をチェックしましょう。
密度の表記は基本的に、ウレタンマットレスに表記されているものになります。
20D~25D | 1~3年以内 |
30D~40D | 5~10年以内 |
40D以上 | 10年以上 |
コイルマットレスの場合、コイルの上にさらにウレタンの詰め物が使われるため上記の目安よりも耐久性は高くなります。
復元率については最低でも96%以上のもの、98%以上だとさらに安心できると言えます。
普段の手入れや環境によっても耐久性は変わるので、しっかり日頃から湿気対策や陰干しなどをしていくことが大事!
マットレスで睡眠の質が変わる|おすすめ5選
これまでご説明してきたマットレスの特徴や選び方を含めて、睡眠の質を変えられるマットレス5選をご紹介します。
【コイルマットレス】NELLマットレス
NELLマットレスの特徴は密度の高いコイルを多く使用しているところ。
コイルの密度が高いことにより、耐久性はもちろんですが寝返りがしやすい構造になっています。
さらに、睡眠時の体温調整をしやすくするために、コイルの上は薄いウレタンと不織布を交互に配置。
通気性もよく、蒸れなどを気にせず快眠することができます。
耐久試験は10万回実施と、一般的な8万回より多く耐久性が高いのもポイントです。
【腰痛対策】モットン
腰痛で悩んでいる方に試してほしいのがモットンです。
日本人の体型や寝方を徹底的に研究し、寝返りのしやすさにこだわって作られたマットレスです。
硬さがソフト・レギュラー・ハードの3種類から選ぶことができ、ご自身の体型・体重にあったものを選べるのがポイントです。
90日間のお試し期間もあり、硬さが合わない場合には交換もできるので安心ですよ。
【洗えるマットレス】エアウィーヴ スマートZ01
エアウィーヴのエントリーモデルでもあるスマートZ01。
中材には高反発で硬めのファイバー素材を使用。
通気性に優れている上、ご自宅で洗うことができるため衛生的かつより長く使うことができます。
種類も豊富にあり、腰部分が硬めのものや、肩の部分が柔らかいものなどご自身の悩みに合わせて選ぶこともできます。
トッパータイプもあるので、もう少し気軽に睡眠の質を変えたい、エアウィーヴを試してみたい!という人にはそちらもおすすめ。
【体重が重い方向け】雲のやすらぎプレミアム
底付き感を気にしたくない、厚みがあるものがいいという方には雲のやすらぎがおすすめです。
厚さ17cmと極厚なマットレスがしっかりと体重を支えてくれます。
中は5層構造となっており、両面使用。
表面は凸凹の加工となっているので、体圧分散性が高いだけでなく通気性にも優れています。
耐久性についても、外部試験による復元率はほぼ100%、厚みも99.9%維持と十分な結果になっています。
身体にしっかりフィットしつつも、底付き感を感じさせないふかふかとした弾力のある寝心地が特徴です。
【コスパ重視】エコラテエリート
機能性が高いものがいいけど、コスパがいいものがほしいという方にはエコラテエリートがおすすめです。
他のメーカーに比べるとかなりお手頃な価格となっており、厚さ14cmのものでも3万円台で購入することができます。
2層構造となっており、1番下には150Nと硬めのフォームを使用。
上部は身体の曲線にフィットするように、7つのゾーンにわけてプロファイル加工が施されているのが大きな特徴です。点で身体を支え体圧を分散させ、下層部のハードフォームでしっかりと体重を支えてくれます。
耐久性も7~8年と、低価格でも耐久性・機能性共に十分なマットレスと言えます。
まとめ:マットレスで睡眠の質が変わる寝具選び
いかがでしたでしょうか?
マットレスの選び方一つであなたの睡眠の質は大きく変わります。
- 体重・体格にあった硬さのものを選ぶ
- 耐久性が高いものを選ぶ
- 「寝返りのしやすさ」と「体圧分散性」がポイント
あなたの悩みに合わせて、機能性や素材を選んでみてくださいね!
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